学資保険いつから加入する?ベストな時期と給付金の受け取り

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学資保険を活用して子供の教育費を積み立てる家庭は多いのですが、加入時期としてベストなのはいつなのでしょうか?また、給付金の受取り時期についても考えてみましょう。

【加入は早い方が得?】
学資保険について言えば、加入時期=運用期間ということになりますので保険に加入するのはできるだけ子供が生まれてすぐなどの早い時期がおすすめです。
学資保険の保険料は、被保険者とお子様の年齢によって変わってきますし運用する期間が短くなるほど月々の負担は重くなります。現在は、妊娠中から加入できる学資保険も多く販売されていますので、検討をしてみるとよいでしょう。
また学資保険は、いつでも加入できるわけではありません。多くの保険会社では子供の年齢で加入制限があり子供が7~9歳くらいになると加入できなくなりますので、このような点からもなるべく早く決断した方がよいでしょう。

【給付金の受取り時期】
学資保険には、小学校入学、中学入学、高校入学などのタイミングで祝い金を受け取ることができるものと、大学入学時に合わせてまとめて給付金を受け取るものがあります。
給付金の受取時期については、それぞれのメリット・デメリットがあります。例えば、私立中学、私立高校への進学を希望している場合は公立に比べ入学時に制服代、入学金、寄付金、など多くの金額が必要になります。
このような費用を家計から捻出することが難しい場合は、学資保険の祝い金を活用することをおすすめします。また、子供が複数人いて、続けて入学費用が必要になる場合などは祝い金があれば家計も助かるでしょう。
一方、子供の進学について大学まで私立は考えていない家庭の場合などで、祝い金が必要ない場合は返戻率を考えるとまとめて受け取る方がお得になります。
各家庭の収入や、子供の数、希望する進学先などによってどのような受取方にするかを考えておきましょう。

【満期はいつにする?】
また学資保険を契約する上で重要なのが、満期時期でこれによって返戻率や保険料も変わってきます。一般的には、18歳または22歳という契約が多いのですが早生まれの子供に向けて17歳満期という保険会社もあります。
満期までの期間が長くなるほど返戻率は高くなりますが、大学卒業を迎える22歳で教育費として多くの金額をもらうより、大学入学時にかかる資金の方が家計における負担は大きいことが予想されます。
返戻率にとらわれず、各家庭でいつ、どれくらいの教育資金が必要になるのかを十分に話し合うことが大切でしょう。

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