学資保険が必要か考えてみよう

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【はじめに】
子どもが生まれたら喜んでばかりはいられないですよね。お金のことで不安を抱えていませんか。代表的なもので教育資金があげられると思います。少しでも良い教育を受けさせたいと思うのが親心のはずです。そのために学資保険への加入を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、少し学資保険の必要性について考えて きたいと思います。

【学資保険とは】

そもそも学資保険とはどのような保険なのでしょうか。学資保険は子どもの教育資金を貯蓄のかたちで作り出す保険です。一般的な生命保険などと同じように毎月一定額を支払えば契約内容に応じた給付金が受け取れます。大学資金に当てる人が大半なので子どもの高校卒業時に満期になるようにしている契約がほとんどです。

【学資保険のメリット】

まず、学資保険のメリットについてみていきましょう。
・利回りが高いので支払った金額以上が返ってくる可能性がある
・生命保険に分類されるため、保険料が控除の対象になるので申請すれば住民税、所得税が低くなる
・強制的に口座から保険料が引き落とされるだけでなく、解約手続きをしなれば貯蓄したお金は引き出せないのでちゃんと貯蓄ができる

【学資保険のデメリット】

次に、学資保険のデメリットを紹介します。
・保険の内容が充実している分、保険料が高くなり受け取る金額が支払った金額より少なくなるといった元本割れする危険がある
・誰でも容易に加入できるわけではなく、加入する親や子どもに年齢制限があって高齢だと加入できなかったり、また、親や子どもに持病がある場合も加入できなかったりする
・15歳未満の未成年者を対象にかけられる保険は1000万円までと限度額があり、これは複数の保険を未成年者にかけた場合の合計金額で学資保険も含まれる

【学資保険が必要な人】

学資保険が必要な人は浪費癖があるなど貯蓄するのが苦手な人です。メリットでもあげたように学資保険は口座から強制的に保険料が引き落とされ解約も簡単ではないため、貯蓄が苦手な人にとっては確実に貯蓄ができる方法になります。
また、貯蓄をしながら万一に備えて保障が欲しい人にも向いています。学資保険には親に、もしものことがあった時に備えて育英年金特約や子どもがけがや病気にあった際の医療特約などの特約をつけることで保険内容を充実させることができます。しかし、特約をつけすぎると保険料が高くなり元本割れする可能性があるので注意が必要です。

【まとめ】

学資保険は子どもの教育資金を確保するためのものですが、加入時の子どもの年齢と貯蓄する金額によって毎月の支払い金額が変わります。それだけではなく、いくつ特約をつけるかによっても多く違ってきます。自分自身が、明らかに貯蓄が苦手で子どもの教育資金を貯めることが難しいのなら加入する方向で考えたほうがいいでしょう。
逆に、そういったことではなく貯蓄をする手段の一つとして検討して加入するか迷っているなら一度保険会社に相談してみるのがいいでしょう。
最近では教育資金を学資保険ではなく生命保険で確保する方法をとる方もいるので、自分の現状にあった保険を検討する機会を作ってみてはいかがでしょうか。

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