学資保険の相場と必要額について

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はじめに

多くの親御さんが疑問に思うであろう「学資保険の相場」。
もちろんそれぞれのご家庭で月々支払うことができる保険料は異なると思いますが、やはり目安としての相場は、知っておきたいですよね?
そこでこの記事では、学資保険の相場と、備えるべき必要額についてご紹介したいと思います。

改めて確認!学資保険とは?

お子さんの教育資金の備えは万全ですか?
今やさまざま金融商品や公的支援制度もありますが、ここで改めて学資保険の特徴について、見ていきたいと思います。

学資保険の注目ポイントとしては、月々保険料を支払うことで、確実にお子さんの教育に必要なお金が貯蓄・準備できる点。
また契約者である親御さんに万が一のことがあったときには、保険料支払免除などの保障が充実している点。
さらに月々支払った保険料よりも、受け取る保険金が多くなる点などが挙げられます。

一方で学資保険のマイナスポイントもあります。
保険の払込期間中に、途中で保険料を引き出すことができない点。
中途解約時には、元本割れしてしまう可能性が高い点。学資保険は固定金利の商品のため、インフレには弱い点が挙げられます。
この中で言えることは、学資保険を無理なく満期まで積み立てて行くことで、まとまった教育資金が必要なときなどに金銭的な負担が軽減されるでしょう。

大学入試のタイミングに合わせて備える

それでは幼稚園から大学まで長い学校生活の中で、最もまとまった資金が必要となるのは、どのタイミングでしょうか?
多くの場合、大学受験から入学までの費用で、まとまった費用が必要になるのではないかと推察されます。
そのため学資保険の満期時期も、お子さんが17歳から18歳に設定される方が多いようです。

満期保険金と月額保険料について

生命保険文化センターによる2018年の調査によりますと、大学受験から入学までの諸費用で、自宅からの通学者の平均はおよそ132万円、自宅外大学通学者の場合の平均はおよそ216万円となっています。
この数値から、満期時の金額を200万円ほどに設定するのが妥当と思われます。

学資保険は、満期時期=保険料の払込期間という形式の商品が多いようですが、月々コンスタントに支払う方法以外にも、加入時に一括で保険料を払い込む「前納払い」や「10年払い」「15年払い」など、払込期間を選ぶことができる保険商品もあります。
短期間で保険料を払い込むことで、月々の保険料支払額は大きくなりますが、そのぶん保険の返戻率が高くなるというメリットがあります。
そのため、ご家庭の経済状況に合わせて最適な方法を選ぶことをおすすめします。

まとめ

お子さんの教育費を備える目的の学資保険は、満期の時期を大学入試前の17歳から18歳とし、満期額を大学入学必要額の200万円前後に設定するケースが多いようです。
また学資保険の加入可能期間は、一般的にお子さんの年齢が0歳から7歳となります。保険に加入するタイミングは早い方がベストで、理由としては「返戻率の高さ」と「保険料が安くなる」という点が挙げられます。さまざまな点を考慮してニーズにあった学資保険をお選びください。

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