学資保険はいつから準備するのがベスト?

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はじめに

こどもの教育資金をどのようにして用意するかというテーマで頭を悩ませている方は少なくないはずです。
近年では教育無償化の動きがかなり進んできてはいるものの、教育費が0円で済むわけではありません。
とりわけ大学進学となるとそれなりにまとまった額のお金が必要になるのが現実です。
このお金を用意するための手段としてポピュラーな存在と言えばやはり学資保険でしょう。
では、この学資保険はいつごろから準備を始めるのがベストなのでしょうか

妊娠中がベスト

結論から言いますと、学資保険の準備を始めるのは早ければ早いほどいいということになります。
ベストは妊娠中です。
もちろん、妊娠が分かった直後というのは何かと大変かもしれません。
ですので、妊娠が分かり、少し落ち着いたころからニーズの整理や保険選びといった準備を始めるのがおすすめです。
妊娠中に準備を済ませておいたうえで、こどもが生まれたらすぐに選んでおいた保険に入ればいいということです。
また、最近では出産の数ヶ月前から加入できる学資保険もありますから、そういった保険を選んだケースでは出産前に加入をしておきましょう。
では、なぜ、このタイミングがベストなのでしょうか?
その理由としては以下のようなことが挙げられます。

お得だから

学資保険の保険料は親・こども共に年齢が若ければ若いほど安くなるという傾向があります。
また、返戻率という点から見た場合も、お金を保険会社に預けている期間が長いほどその割合は高くなりやすいものです。
つまり、早く加入すればするほど、親・こどもの年齢が若く、そしてお金を預けている期間も長くなるので結果的にお得になるというわけです。

月々の負担を少なくできる

先ほど述べたことともリンクするのですが、ゴール(受取時期)が同じであれば、早く加入するほうがより長い期間にわたって保険料を払うことになります。
受取金額も同じとすれば、一回あたりの払込額は早く加入したほうが少なくなります。
たとえば、こどもが18歳になるまで合計300万円を払い込むとしましょう。
こどもが0歳のときに加入すれば、

300万円÷12ヶ月×18年

で、月々の払込額は約13900円です。

一方、こどもが2歳のときに加入すれば、

300万円÷12ヶ月×16年

で、月々の払込額は約15600円となります。

つまり、早ければ早いほど月々の負担も少なくなるということなのです。

まとめ

学資保険の準備と加入はできるだけ早めにするのがベストです。
なぜなら、早ければ早いほどお得かつ月々の負担も少なくできるからです。
また、こどもが生まれてからというのは何かと慌ただしいもの。
じっくりとニーズに合った学資保険選びをするのは難しいかもしれません。
その点、妊娠中のほうがまだゆっくりと比較検討する時間はあるでしょう。
こういった意味でも、学資保険の準備は早めにされることをおすすめします。

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