万が一にも備えられる! 学資保険のメリットと必要性について

3049110_s

学資保険は、どのような人に必要なのでしょうか。学資保険のメリットや、必要性について簡単にご紹介します。教育費用について考えている方や、学資保険がどのような保険なのか知りたい方必見です。

学資保険について

学資保険は子どもにかかる教育費用を貯蓄するための保険となっており、生命保険会社が販売する商品の一つです。子どもが生まれる前から加入でき、加入年齢の上限は商品によって異なります。毎月支払う保険料は、加入する時の子どもの年齢が低いほど安くなります。

保険料を支払うことにより、子どもが一定の年齢になった際に満期保険金やお祝い金などを受け取ることができます。学資保険には保障型と貯蓄型があり、それぞれ内容が異なります。

保障型では、子どもの通院・入院・死亡などを保障する契約を付け加えることができます。万が一に備えられ、保障も受けられるため安心です。ただし、保障型の多くは支払った保険料の合計額よりも受け取る保険金額が少なくなるため注意が必要です。

受け取る金額が少なくなるのは保障がある分、保険料が上乗せされるためです。一方、貯蓄型は教育費用の貯蓄に特化したものになります。貯蓄型の場合は、支払った保険料の合計額よりも受け取る保険金額が多くなります。

学資保険のメリット

学資保険には、下記のようなメリットがあります。

●契約者である親が事故などにより死亡または一定の身体障害を抱えた場合、その後の保険料支払いは免除となる
●お祝い金を受け取るタイミングや金額、保険料の支払いをする期間などを自由に決めることができる
●保険料が生命保険控除の対象となるため、住民税や所得税を節税できる
●保険料を支払えば強制的に貯蓄されていくため、確実にお金を貯めることができる

学資保険は親に万が一のことがあっても、子どもの教育費用を準備することができる保険です。保険料の支払いが免除になっても保障内容は変わらず、満期保険金やお祝い金を受け取れるようになっています。

学資保険の必要性について

幼稚園から大学までの教育費用は、公立と私立で異なります。文部科学省によると公立では約775万円、私立では約2,216万円が大学進学までに必要とされています。教育費用は、学資保険など何らかの方法で準備しておくことが大切です。

学資保険への加入を検討する必要があるのは、資産運用や計画的な貯蓄が苦手・リスクの低い方法で教育費用を貯蓄したい・万が一の時にも備えておきたい方などです。

計画的な貯蓄ができる方・資産運用などを活用して貯蓄をしている方・教育費用に充てるお金が十分にある方などは、加入する必要性は低いと考えられます。

ただし、自身で教育費用を貯める場合は、お金を引き出さないという強い意思を持って貯蓄をしていく必要があります。収入や貯蓄などお金についてパートナーとよく話し合い、加入するかどうか決めるようにしましょう。

最後に

今回は、学資保険についてご紹介しました。学資保険は万が一にも備えられ、確実に教育費用を貯めていくことができる保険です。教育費用はどのように準備するのか、親に万が一のことがあった場合はどうするのかを考えて加入の検討をしましょう。

関連記事

ページ上部へ戻る