最新!実際の子供の一人あたりの学資資金の必要額とは?

36ba3545d7baaa8ca151a286cd955d8e_s

年々増え続ける教育費に対し、世帯年収は減少傾向にあり家計における教育費の割合は増えています。このように増え続ける教育費を積み立てる方法としては学資保険がお勧めです。
子供一人あたりにかかる学資費金の必要額を見てみましょう。

【入学費用】
まず、高校、大学の入学費用を見てみましょう。
高校の入学費用の平均は51万円、大学の入学費用の平均は97万円となっています。
但し、これは学部や学科などによって異なり、特に大学の場合はその差が大きくなります。私立大学理系の場合入学金は104万円、文系98万円、国公立の場合82万円程度となっています。
この他に国公立の場合は、併願で私立大学に入学金を納める家庭が多く、その額は平均で13万円程度になります。

【在学中にかかる費用】
高校入学から、大学卒業にかけて必要になる金額も見ておきましょう。
入学費用と、在学費用を合計すると高校3年間で必要になる金額はおよそ350万円になります。
大学に進学した場合、この金額に更に700万円程度必要になると思われます。
これは、平均的な金額ですので大学院や医療系大学に進学した場合、県外の大学に進学した場合は更に多くの教育費が必要になります。
教育費の多くをしめるのが、大学在学中になります。4年間でかかる費用は、教育費の約半分程度と考えておきましょう。国公立の場合、入学金83万円に、毎月の授業料が9万円程度かかり4年間で520万円程度は最低限必要になります。
学費の高い私立理系大学の場合で見ると、入学金110万円に毎月の授業料が14万円以上かかるため、4年間で782万円以上はかかる見込みです。

【学資保険の金額】
子供の教育費を確実に貯める方法としては、学資保険が有効です。学資保険は、被保険者に万が一の事があった場合、その後の保険料は免除され満期時には契約時に決めた満期金が入ります。また、被保険者が障害を負った場合にも医療保険の役割をしてくれます。
それでは、実際に学資保険をいくら位かけておけばよいのでしょうか?必要金額から、学資保険に割り振って考えた場合、子供が0歳で加入する時の保険料を試算してみましょう。
私立大学4年間の費用約650万円を積み立てる場合は、月々の保険料は約3万円程度になります。
私立大学4年間の費用の半分程度を積み立てる場合は、毎月1万円5千円程度の保険料の負担になります。

【まとめ】
子供が生まれたら、まずこれからのライフプランを作成しましょう。教育費以外にも、住宅購入費、老後の資金、自宅のリフォーム、病気に対する備えなど、いつどれくらいの金額が必要になるのか計算をしましょう。そのうえで、教育費として捻出できる金額を考え、不足分を保険で賄うようにしましょう。

関連記事

ページ上部へ戻る