全額損金になる定期保険に加入するメリットとデメリット

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法人向けの生命保険の中には保険料の全額が損金になり節税になるものがあります。中でも人気なのが解約した場合に解約返戻金が受け取られ資金を効率よく積立てる事ができるもので呼び方は各保険会社によって様々ですが一般的には「全額損金定期保険」と呼ばれます。

【全額損金定期保険】

全額損金定期保険とは資金を効率よく積み立てる機能のある生命保険で保険料を支払う時はそれを損金として計上でき節税ができるものです。また解約した場合には解約返戻金を受け取る事ができ必要な資金に充てる事が出来る為赤字のリスクをカバーする事もできます。全額損金定期保険の活用を考える時には以下のような決まりを守る事が大事です。

・十分なキャッシュフローがあり保険料を上回る類の営業利益が上げられる事

・解約のタイミングと解約返戻金の使い道を明確にする事

・貯蓄機能重視の場合は若い経営者や役員を被保険者にする事

などが全額損金定期保険を有効に活用する為に必要な事でしょう。

【メリット】

全額損金定期保険のメリットは以下の4つがあります。

・保険料全額が損金に算入され税負担が軽減される

・解約返戻金の返礼率のピークが長い

・経営が赤字になりそうな年度は一部を解約し返戻金を充てる事で経営を黒字にできる

・手厚い保障が受けられる場合が多い

【デメリット】

全額損金定期保険のデメリットは保障が手厚い分保険料が割高になっている事です。これは通常の生命保険とは違い「生活障害状態」になった場合にも保険料が支払われる為保険料が割高になっているのです。そして解約返戻金の返礼率が低いのもデメリットと言えるでしょう。これは保障が手厚い分貯蓄に充てる部分よりも保障に備える部分が多く占めているからでしょう。受け取る時に全額損金定期保険は保険料の全額が損金される為資産計上分は一切なく全額が益金に算入されます。この時に気を付ける事は同じ年度に同額程度の支出を損金に算入しなければ解約返戻金に税金がかかる事になる点です。ですから全額損金定期保険を受け取る際には支出の計上ができるように使い道もしっかりと決めておくようにしましょう。

【まとめ】

経営者や役員に万が一の事が起こった場合に会社のダメージに与えるダメージは大きくなります。経営者はこのような事態に備え手厚い保障と必要な資金が積み立てできる全額損金定期保険を検討してみてはいかがでしょう。全額損金定期保険は保障の機能に特化した生命保険で経営者や役員の万が一にも非常に役立つ保険と言えます。

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