要注意!検査入院をした場合は医療保険の給付対象になる?

4790c87910ae6be800ea4a456bd5fe7f_s

検査入院には治療を目的としたものと、予防を目的にしたものの2種類があります。これらの検査入院はどちらも医療保険の入院給付金の対象になるのでしょうか?これを機会に医療保険の対象になるのかどうかを明確にしておきましょう。

【検査入院は保険の対象になる?】
検査入院をする場合とは、体に何らかの異常が見当たる場合病院に入院して精密検査を受けることを言います。また、外来では実施できない検査や、検査後に痛みを伴う場合や安静を必要とする場合、薬による副作用が心配な場合、なども検査入院をすることがあります。
これ以外にも、大きな手術の前に準備が必要で入院する場合や、投薬後に経過観察をするために入院するケースもあります。
一言で検査入院と言ってもこのように様々なケースがありますが、治療を目的とした検査入院の場合は医療保険の支払い対象になりますので、忘れずに保険会社に請求をしましょう。

【検査入院における医療保険の支給条件】
では、具体的にどのような場合、医療保険の支給対象となるのかみてみましょう。
・治療を受けるために医師の指示による検査入院
・入院基本料金が請求されている場合
・保険の責任開始日以降に発生した病気での入院
・保険の責任開始日以降に発生したがんの治療を目的とした入院
・支払い限度日以内の入院
などの条件があります。これらが満たされた場合、医療保険の入院給付金の支払い対象となります。

【検査入院の注意点】
ただし、人間ドックや健康診査などの予防目的の入院の場合は検査入院とみなされず、医療保険の支払い対象とはなりませんので注意しましょう。
保険を給付されるためには、あくまで医師の判断による検査目的であることが必要になります。
例えば、糖尿病が疑われ検査のために入院をしたが、糖尿病ではなかった場合などは医療保険の支払い対象にはなりません。
また持病がある人などは、持病の検査の為入院をする場合もありますが、この場合も治療を目的としていない為、入院給付金の請求はできません。
当然ですが、美容整形や介護の為の入院等も医療保険の入院給付金の支払い対象とはなりません。

【まとめ】
医療保険で検査入院とみなされる場合の条件などは理解できましたか?当初は予防のための入院でも、検査の結果次第では検査入院から治療を目的とする入院になる場合もあります。
このような場合は、入院給付金の支払い対象となりますので保険会社に請求をしましょう。入院給付金の支払い対象かどうかが自身で判断できない場合は、加入している保険会社に相談をしてみるとよいでしょう。

関連記事

ページ上部へ戻る