医療保険と介護保険でのリハビリ

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【はじめに】
リハビリとはリハビリテーション(Rehabilitation)の略です。
Re(再び)+habilitare(人間らしく適合する)というラテン語が語源です。つまり、なんらかの障害を持った人を通常の生活に戻すためのトレーニングのことを指します。
リハビリというと高齢者が病院で長期的にやるイメージがありますが、骨折や手術の後遺症などの際にも行われるので若い人にとっても身近なものです。
ではリハビリには医療保険・介護保険どちらが適用されるのでしょうか?
この記事では医療保険・介護保険を使ったリハビリの違いや対象などを見ていきたいと思います。

【医療保険・介護保険を使ったリハビリの違い】

リハビリは主に病院内で行われます。リハビリは入院患者や外来患者の機能回復を目的としたトレーニングですが、病気の重度性や内容によりリハビリのメニューが作られています。そのため、病気内容によりリハビリを受ける日数が限られています。そこである程度回復すると、自己努力で回復を目指さないといけません。

・医療保険を使ったリハビリ
医療保険を使ったリハビリの対象は、例えば患者が40歳のとき、リハビリが週4日以上で複数回の利用が可能の方です。ただし厚生労働省が認めてない疾病以外が原因の場合はリハビリが週3日までの利用で対象になります。
医療保険を使ったリハビリをまとめましたが細かい対象条件は割愛しています。より知りたい方は各病院に問い合わせるといいでしょう。

・介護保険を使ったリハビリ
介護保険リハビリとは日常生活の訓練を行い、機能維持を取り戻す目的があります。
このリハビリは公的機関の介護認定を受けている方に限られます。
そして介護保険では通って行う通所リハビリ、自宅で行なうのが訪問型リハビリ、施設で行う入所型リハビリの3種類があります。
介護保険を使うと、医療保険のリハビリとは異なり日数に制限はありません。
介護保険を利用したリハビリの対象は、厚生労働大臣が定めた疾病等以外が原因の場合は
ケアプランにもとづいて利用が可能になります。

【まとめ】

病気の重度性やそこからの回復によりリハビリのメニューが作られていますが、医療保険を使ったリハビリと介護保険を使ったリハビリでは内容に違いがあります。
病気の症状によりリハビリを受ける日数によって使う保険に違いがあることがわかったと思います。自分の病状に適したリハビリサービスを選ぶことが大事です。

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