公的医療保険と民間医療保険の仕組み

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【はじめに】
みなさんは、医療保険の仕組みについて知っていますか?
医療保険と聞くと保険会社で販売されている保険の印象があるかもしれません。
しかし医療保険は、大きく分けて2種類あります。国が手掛けている公的医療保険と保険会社が販売している民間医療保険です。
そこで今回は医療保険の役割と公的医療保険と民間医療保険の仕組みについてまとめました。

【医療保険の役割】

医療保険の役割は、病気や怪我などで病院を受診した際に治療費などが高くなったときに医療保険に加入していることで、医療費の自己負担額を軽減することができます。

【公的医療保険】

公的医療保険は国が設けている保険制度です。日本国民ならば必ず加入しなくてはならないもので、医療費の7〜9割をカバーしてくれます。
「病院で治療を受けた」「歯医者で歯の治療をした」といったケースでも適用されるので多くの方になじみ深いものだと思います。
公的医療保険には大きく分けて2種類があり「国民健康保険」「社会保険」に分けられます。
国民健康保険の対象は自営業者・学生などで、保険料は自分で支払わなくてはなりません。
対して社会保険は企業などに従事している方が対象で、保険料は会社との折半で払うことになります。

【民間医療保険】

民間医療保険は保険会社が販売している保険商品で、加入は人それぞれ自由に選ぶことができます。公的医療保険では適応外となる長期入院、手術代などが高額の場合に保険金を受け取ることができる制度です。
例として民間医療保険の加入者が入院した場合はどうなるのか見てみましょう。
まず、支払った保険料と経過した入院日数に応じて入院給付金が支給されます。また、治療のため手術をした場合は、手術給付金も支給されます。ただし、手術給付金はそのまま支給されません。入院給付金に倍率をかけた金額となります。

さらに入院や手術の給付金の他にも民間医療保険には様々な特約を付けることができます。
病気やけがで通院時に支給される通院特約、三大疾病を発症した際に一時金が支給される
三大疾病特約、厚生労働大臣によって認められた安全で有効な治療法であり、公的医療保険の適用外となる先進医療を対象にした先進医療特約などがあります。

【まとめ】

今回は、医療保険の仕組みについてまとめました。
医療保険には公的医療保険とそれを補うために民間医療保険があります。
民間医療保険の加入を検討している方は、この記事を参考に専門家への相談などをおすすめします。

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