医療保険の請求手続きについて

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はじめに

病気やケガに対して、公的だけでなく民間面から備える方も多いかと思います。
しかし、実際にケガや病気になって、給付金や保険金の請求については、慌てずに行えるでしょうか?
この記事では、いざというときの手続きや連絡のタイミングなどについて、ご紹介していきたいと思います。

保険金や給付金請求について

保険金や給付金を請求するには、「加入保険内容を把握する」「保険会社へ連絡する」「必要な書類を準備し提出する」ことを行い、保険会社では「書類受付と支払い判断など」を行うという、4つの工程があります。月々コツコツと払い込んでいる医療保険を適切に使うために、これらのことをしっかりと確認しておきましょう。

医療保険の請求期限は?

万が一のケガや病気で入院や手術、通院となったときは、すぐに保険担当営業の方や保険会社窓口へ連絡しましょう。その後必要な書類が後日送られてきますので、書類に目を通し診断書など自分の方で用意すべき書類も揃えておきましょう。

書類を揃えて実際に保険会社に提出できるのは、おそらく退院のときあるいは退院後になると思います。保険金や給付金の請求期限は、3年以内と保険法95条で定義されていますので、提出期限にはかなり余裕があります。しかし入院が長期化して治療費の支払いがきびしい場合などは、入院途中にそれまでの期間の給付金の請求を行うことも可能です。ただし請求のたびごとに、新たに診断書を取ることになりますので、その分の費用掛かります。
なお、保険金・給付金請求の起算日については、各保険会社によって異なります。

契約内容の確認が大切な理由

せっかく入った医療保険なのに、請求のタイミングをのがしたり忘れたりしてしまっては、意味がありませんよね?特に忘れてしまいがちなのが、日帰り入院のケースです。現在は、医療保険の保障範囲もかなり広くなっていますので、正しく保障を得るためにも、契約内容の確認は重要です。

請求手続きのポイント

それでは、請求手続きのポイントを押さえておきましょう。
まずは保険会社への連絡ですが、入院や手術通院がわかったら、すぐに保険会社にその内容を連絡しましょう。連絡の方法は、担当者や窓口、メールなどでも対応してもらえます。
その後、保険会社から「給付金等請求書」「入院・手術等証明書(診断書)」、ケガの場合は「事故発生状況報告書」が必要となります。

まとめ

医療保険は、加入者が必要を感じて契約するものと思いますが、実際に保障を受けるときは、ドタバタしてうっかり連絡を忘れてしまったり、書類提出が遅くなってしまったりしてしまうこともあるかもしれません。そうなってしまうと、せっかくの保険が無駄になってしまいますので、とにかくケガや病気で入院や手術通院などが必要になったときには、何らかのかたちで保険会社への連絡を行いましょう。気になることは、保険担当者や保険窓口に確認することも大切です。適切に手続きを行い、受けられる保障をしっかりと受け、医療保険をしっかりと使っていきましょう。

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