医療保険 連絡と請求・給付のタイミング

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はじめに

もしもの病気やケガに備えて入っていた民間の医療保険。
いざ使うとなった場合、どのタイミングで保険会社に連絡をしたり請求を行ったりするのがいいのでしょうか?
結論から言えば、理想的なのは入院前に連絡し、退院もしくはすべての治療が終わった時点で請求することです。

連絡のタイミング

なぜ入院前がいいのでしょうか?
いざ加入している医療保険を使おうというときには、診断書などお医者さんに記入してもらう書類が必要になるのがふつうです。
一般的にそれらの書類は会社ごとに所定の様式があり、入院前に連絡しておけば先に送ってもらえるはずです(中には他社の様式で記入されたもののコピーでも可とする会社もあります)。
そのうえで、入院するときにその書類を病院に預けておき、退院するときか治療が終わった時点で受け取れるようにしておけば、書類のためだけに病院まで足を運ぶ必要がなくなるわけです。
これが、入院前が理想的という理由です。

とは言うものの、いざ入院するとなったときにはそんな余裕のないケースもありますよね。
そんな場合は入院中や退院後に都合のいいタイミングで連絡すればOK。
入院前に連絡「しなければならない」ということではありません。

請求のタイミング

では、こちらはなぜ退院するときか治療が終わった時点がいいのでしょうか?
先ほども述べたように、加入している保険を使うときにはお医者さんに書いてもらった書類が必要になります。
この書類、書いてもらうにはふつう数千円~1万円程度のお金がかかります。
何回かに分けてということになると、その都度書類を書いてもらうので、費用もその度にかかってしまうというわけですね。
そのため一般的には退院するとき、もしくは通院まで保障されている商品なら治療が終わったときに請求するというのが理想的です。

ただ、こちらもあくまでも「理想的には」ということです。
どうしてもお金が必要になってしまったという場合などは、入院している最中であってもそれまでの給付金を請求することができますのでご安心ください。

給付のタイミング

こちらのほうは、だいたい書類が保険会社に到着してから1週間以内くらいの間に給付金が支払われるというパターンが多いようです。
詳細は各社によって異なりますので、加入するときに受け取っているはずの約款で確認してください。

最後に

今回は、加入している民間医療保険を使う場合の連絡や請求・給付のタイミングについて紹介しました。
なお、中には「連絡や請求を忘れてしまった」というケースもあるかもしれません。
その場合でも3年以内であれば請求することができます。
また、3年が過ぎてしまっている場合でも書類をそろえることさえできれば請求・給付を受け付けてくれるケースもありますので、そのような場合でもまずは加入している保険会社に連絡をしてみましょう。

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