医療保険に入るべき人とは?

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はじめに

もしもの入院・手術を保障してくれる民間の医療保険。
この保険に入るべき人とはどのような人なのでしょうか?
以下で考えていきたいと思います。

どんな人が入るべき?

令和元年度の生活保障に関する調査「生命保険の加入状況」(公益社団法人生命保険文化センター公表)によれば、全体の7割以上が加入しているとされる民間の医療保険。
今や加入していない人のほうが少数派になっています。
とは言うものの、実際に入るべきかどうか悩んでいる人も少なくないでしょう。
では、この保険、どのような人が入るべきなのでしょうか?
その答えを簡単にまとめると以下のようになります。

もしものときに経済的な不安を感じる人

病院のお世話になると出費が発生します。
公的保険制度があるとはいえ、治療費の一部は自身で負担しなければならないからです。
特に、入院したり手術治療を受けたりするケースでは、それなりの額を負担しなければならないのがふつうです。
また、入院・手術ということになれば治療費以外の出費も何かとかさむものです。
こういった出費の増大に対して不安を感じる方は、医療保険に入るべきと言えるでしょう。
少なくとも、経済的なダメージは和らげることができるからです。
一方、それなりの出費が発生しても大丈夫なくらいに十分な蓄えのある人の場合は、加入する必要性はそれほど高くないと言えるかもしれません。

最先端の治療法も選択肢に入れておきたい人

近年の医療技術は目覚ましい進歩を遂げています。
さまざまな新しい治療法や治療薬が次々と開発され、そのおかげで以前であれば治すことが難しかった病気にも治癒の可能性が出てきているのです。
一方、このような最先端の医療行為を受けるには多額の費用が必要となる場合も少なくありません。
しかし、医療保険に加入し、先進医療特約などを付けておけば、そういった費用もカバーされます。
したがって、最先端の治療も選択肢に入れたいという人の場合は、医療保険に入るべきと言えるでしょう。

健康面に不安のない人

一見すると、この条件は的外れのように思えるかもしれません。
しかし、決してそんなことはないのです。
それはなぜか?
病気の兆候が出てきてから医療保険に入るというのでは、多少のデメリットがあるからです。
最近ではさまざまな保険商品が販売されるようになり、持病があったとしても医療保険に加入できるケースは珍しくなくなってきました。
とは言うものの、健康面でのリスクがない人に比べれば、どうしても保険料は高くなりがちです。
また、保障対象に制限が設けられ、カバーされる範囲が限定的になってしまうことも少なくありません。
したがって、医療保険に関心があるのなら、健康面に不安のないうちに入っておいたほうがいいと言えるのです。

最後に

この記事では、医療保険に入るべき人とはどのような人なのかについて考えてみました。
加入するかどうかで悩まれている人の中で、上記のいずれかに該当するような方はぜひ前向きに加入を検討されることをおすすめします。

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