30代男性の医療保険の平均保険料はいくら?

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転職・独立・結婚など生活環境の変化が大きい30代。リスクに備える医療保険への関心が高まるものの、どんな保険に加入すれば良いかお悩みの方もいるでしょう。この記事では30代男性にスポットを当て、一般的な保険の種類と保険料について紹介します。

医療保険の加入

30代男性は仕事での責任が重くなり、家族が増える事を想定した将来設計を始める年代とも言えます。8割以上の人が民間の医療保険などに加入しているという調査結果があります。では医療保険とはどのようなものでしょうか。詳しく見ていきましょう。

医療保険の種類

医療保険には公的医療保険の他に、民間の保険会社や団体等が取り扱う医療保険商品があります。医療保険商品の販売は、生命保険会社・損害保険会社の双方で認められています。そのため多くの保険商品があります。

公的医療保険と民間の医療保険の違い

公的医療保険は国民皆保険制度のもと、原則として全国民が加入しています。医療行為を受けた際に保険証を提示することで医療費の負担が1〜3割に減額され、高額療養費制度も利用できます。ただし医療費を補うような現金の給付ではありません。

民間の医療保険は、公的医療保険の対象外となる項目を補うための保険となります。入院時の食事代や個室を使用する際の差額ベッド代の他、先進医療や自由診療など全額自己負担となる医療費などを補うことが可能になります。

民間の医療保険選びのポイント

独身か既婚かによって、さらに子供がいる場合などは必要となる保障が異なります。いずれにせよ、保険を選ぶポイントとなる主な項目は以下の通りです。

●公的保険の内容を踏まえて、不足分を補う保障内容
●生活習慣病リスクに備えた保障内容
●怪我や心的疾患などで就業不能になった時に備えた保障内容
●老後の資産形成として期待できる終身保険の検討
●葬儀費用などとして死亡保険の検討

平均的な保険料

30代男性の年間保険料は平均23.5万円となっており、女性の平均15万円を上回っています。その理由として、既婚男性が世帯主となり保険料の負担が多いことが考えられます。独身と既婚では保険料目安が異なりますが、手取り年収の5〜7%がよいとされています。

年収ごとの平均的な年間保険料は以下の通りです。
●年収200〜300万円未満=28万円
●300〜400万円未満=31.5万円
●400〜500万円未満=30.6万円
200〜500万円未満の範囲では差がなく、それ以上になると保険料は高額になっています。

年収に対する保険料の割合でみてみると、以下の通りです。
●年収200万円未満=11.7%
●200〜300万円未満=11.2%
●300〜400万円未満=9.0%
●400〜500万円未満=6.8%
所得が低いほど保険料の割合が高い傾向が見られます。

最後に

リスクに備える医療保険の加入は、自分や家族を守るために必要不可欠と言えるでしょう。しかし加入しただけで安心と言う訳ではありません。ライフスタイルの変化に合わせて定期的な見直しも必要になっています。

保険加入や見直しは、信頼できるFPや保険会社などに相談することをおすすめします。

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