医療保険は老後でもホントに必要なのか

老後

はじめに

仕事を辞め、年金生活に入る方も多い老後の生活で不安なのは、予期せぬ出費と固定の出費ではないでしょうか?
特に、医療保険に関しては皆様悩まれていると思われます。
公的な保険証があると言っても、入院や手術をすることになると何かと出費はかさんでしまうケースもあります。保険に入っておけば、少なくとも経済的な面は安心できる。一方で固定の出費が出てしまいます。
医療保険に加入すべきか、加入しなくてもよいか、どちらを選択するのかについて参考までに最後まで読んでいただけると嬉しいです。

目次
1.医療保険の2つのパターン
2.医療保険に加入するメリット
3.医療保険に加入するデメリット
4.公的医療保険について
5.まとめ

1.医療保険の2つのパターン

保険の契約スタイルには「 終身タイプ 」と「 定期タイプ 」があります。
前者のほうに加入していれば、年を取ってからも保障が続いています。しかし、後者の場合、保障は続きません。
そこで気になるのが老後も医療保険が必要かどうかということになるでしょう。
老後も医療保険が必要かどうかは個々の事情によって変わってくるのです。

2.医療保険に加入するメリット

医療保険に加入するメリットは、入院や手術に対する経済的な備えができるという点です。
たとえば、高齢になってからの病院生活というのは、身体だけでなく心に対するダメージも大きいものです。このような状態のときには、大部屋よりも個室に入りたいと考える人も少なくないでしょう。
保険に入っていると、このようなケースでもお金の心配をせずに個室で病気を治すことに専念しやすくなります。
また、特約を付けておくことで、高額な最新の治療法なども選択肢に入れやすくなります。

3.医療保険に加入するデメリット

医療保険に加入するデメリットは、毎月固定で費用がかかり、若い頃と比較すると割高な保険料です。
年齢が高まるにつれて、病気になるリスクは高くなってしまいます。保険会社も勿論そのことは前提の上で事業を行っています。そのため、毎月の保険料はどうしても若いころに比べると高くなってしまうのです。

4.公的医療保険について

公的医療保険の自己負担は基本的には3割です。しかし、70歳からは医療費の自己負担が2割になり、75歳からは1割になります。
つまり、公的な保険の適応となる部分に関して、支払額が少なくなります。
このため、民間保険は必要ないと考える方もいらっしゃるでしょう。
ただし、現役並みの収入がある方の負担割合は、3割になります。
また、1割や2割であっても、入院や手術となるとそれなりの出費を覚悟しなければなりません。したがって、最終的には家計とのバランスで考えることになるでしょう。
年齢とともに病院のお世話になる可能性は高くなるのがふつうです。経済的に余裕がある方や現役並みの収入がある方の場合は、加入されたほうが無難でしょう。

5.まとめ

今回は、老後の医療保険の必要性についてご紹介しました。
自分にとって老後の医療保険に入ることが必要なのか、不要かについて考えるいい機会になったのではないでしょうか?
なお、医療保険に興味を持たれた方は、保険のプロまで相談されることをおすすめします。
是非、また医療保険に加入するか迷われたときは、この記事を見直してみてはいかがでしょうか?

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