生命保険に未加入の人が保険に入らない理由として多いもの

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日本は保険大国と言われていますが、それでも中には保険に加入していない人が約2割程度います。現在保険に加入していない人について、加入しない理由を見てみましょう。

【保険料が無駄】
まず、生命保険などは主に人の死亡に対する保険金が支払われるものである為、月々の保険料も高額になります。さらに万が一、一生涯健康で保険を使わなかった場合は掛捨てになるものが多く、保険料が無駄になります。
貯蓄を兼ねた生命保険もありますが、この場合補償と、貯蓄を兼ね備えている為毎月の保険料はさらに高額になります。
保険料の負担と、発生するリスクを考えると確かに微妙なところです。
それなら保険料の負担額分を投資などに回し、その分蓄えておき万が一に備えたいと考えている人もいます。

【公的医療保険の充実】
次に日本には公的医療保険というものがあり、これが非常に充実している事が挙げられます。
私達は、このおかげで自己負担割合に応じた医療費を支払う事で誰でも公平に医療を受ける事ができます。
また、入院や治療などでひと月の医療費が高額になった場合「高額療養費制度」と言うものがあり、約8万円程度の自己負担限度額で済みます。
更に、昔に比べ最近は入院日数が減少している事も民間の医療保険に加入しない理由としてあるでしょう。
怪我や病気で収入が途絶えた場合にも、公的医療保険には「傷病手当金」がありますし、死亡医には「遺族年金」が支給されます。
また、勤務先によっては死亡退職金や弔慰金などが出るところもあります。

【自営業者は要注意】
しかし、上記のような給付金はサラリーマンや公務員のみにあるもので、自営業の方が加入する国民健康保険にはついていませんので、病気や怪我で働けなくなった場合には収入の減少に対する何らかの備えをしておく必要があります。
また、遺族年金に関しても自営業者はサラリーマンや公務員などに比べ非常に少なく、心もとない金額になります。

【まとめ】
生命保険の必要性は、家族構成や職業、加入している公的医療保険の種類によって変わってきます。
また最も大切な事は、万が一の事態に対して必要な補償額とそれをどのような方法で備えるかという事になります。
会社が大きな場合は、様々な給付金や補償がついていますが中小企業や、国民健康保険加入者は充分な補償がありませんので心配な方は生命保険などで備えをしておきましょう。

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