子宮筋腫になっても諦めないで!医療保険の部位不担保の条件

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医療保険は、病気になるリスクの低い健康な人、持病がない人、喫煙、BMIの数値が基準値以下の人などに対しては保険料が安くなります。
逆に病気をしたり、持病がある人などについては保険料が高くなる事で保険の公平さを保っています。
女性特有の子宮の病気を患った場合でも、保険会社が出す一定の条件をクリアすれば加入できるケースがあります。

【保険の部位不担保】
このように、病気をしていても条件付きで医療保険に加入する事が出来る場合があります。
これを医療保険の部位不担保と言い、特定の部位について医療保険で保障をしないという意味になります。
現在、または過去に病気をしていてもその部位を外す事で医療保険に加入する事ができ、これを特定部位不担保引き受けと言います。
部位不担保の場合、胃炎や胃潰瘍等の病気であっても医者にかかった病気については、全て正直に告知をするようにしましょう。
特定部位不担保の場合、一般的には治療後2年経過していれば保険に加入する事ができる場合が多くなっています。

【子宮筋腫の場合】
女性特有の病気である、子宮筋腫の場合を例にそれぞれの保険会社について条件を見てみましょう。
保険の部位不担保の条件は保険会社によって違います。A社では、症状や治療内容によって、不担保期間が1~5年あります。経過観察の場合は、通常の医療保険に加入できる場合もあります。
B社の場合ですと、症状や治療内容によって1~5年の不担保期間があります。診療完了日から2年以上経過していれば通常の医療保険に加入できる可能性があります。
C社の場合、最も厳しく全期間において不担保になり保険金が出ないとなっています。
このように、部位不担保と一言で言ってもその条件は各社で違います。
部位不担保保険を検討する場合は、様々な保険会社に問い合わせをし、自分にとって最も有利になる方法で契約できる保険を選ぶようにしましょう。
また、自分で見極められない場合は、保険の窓口などに出向き相談したり、ファイナンシャルプランナーに聞いてみるのもよいでしょう。

【部位不担保保険に加入しない場合の対策】
部位不担保保険で保険料が高い、保障内容に不安があるなどの理由で保険に加入されない場合もあるでしょう。
このような場合は、まず一定期間医師の元でしっかりと治療を受け、経過観察をしながら保険会社の条件をクリアして通常の医療保険に加入するという方法もあります。

【まとめ】
部位不担保保険は、特定の部位の保障を一定期間受ける事が出来ず、その間その部位に病気が見つかっても保障はされません。
もし、不安がある人は、医療保険に加入していると考え一定額を毎月貯蓄するなどして万が一に備えるようにしましょう。

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