医療保険の1入院の限度日数はどれ位必要?平均入院日数

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医療保険に加入している人は、全体の約7割以上になっており多くの人が医療保険に加入している事がわかります。しかし、保険内容によって病気や怪我で、入院した場合給付金が支払われる日数に限度があります。
実際には、医療保険の入院限度日数はどれくらいあれば安心なのでしょうか?

【1入院】
医療保険には、「1入院○○日」とか「1回の入院○○日」という言葉をよく耳にします。
この時に使われる「1入院」や「1回の入院」とはどういう意味なのでしょうか?
1入院(1回の入院)の定義
医療保険の給付内容を表す言葉で、病気や怪我などで1回の入院に際し、入院から退院までの期間を言います。
保険契約では、1入院(1回の入院)30日、60日、120日の短いタイプの物と、更に長い期間を保障する360日、730日などのものがあります。

【入院限度日数はどれくらいが最も多いのか】
では、平均的な入院限度日数についてみてみましょう。
一番多いものは、1入院60日の物です。この場合、例えば病気や怪我で80日間入院しても、医療保険から給付されるのは60日間分のみになり残りの20日間については医療保険の対象になりません。
そう思うと、もっと長い期間の医療保険に加入しておけばよかったと思うかもしれませんが、1入院期間が長くなるほど保険料は高額になる為、保険料が家計を圧迫しないように、必要最低限のものに加入しておく方がよいでしょう。

【実際の入院期間の平均】
では、実際に病気や怪我で入院した場合、どれくらいの入院期間になるのでしょうか?平均的な入院日数をみてみましょう。
厚生労働省の調べによると、入院患者数の入院期間別構成割合で最も多いのが、入院期間2か月未満となっており全体の59%を占めています。
また、退院した方の統計も見ると約9割の人が約2か月以内に退院をしている事がわかります。
このような事から考えると、入院限度日数は60日あれば、ほとんどの病気についてカバーできると考えられます。

【まとめ】
医療保険の入院限度日数は、1入院60日型の物に加入すれば安心だという事がわかりました。
しかしそれでは、やはり心配だと思う方は7大生活習慣病による入院は120日保障される医療保険に加入したり、5千円ずつ2つの医療保険に分けて加入するなどの方法もあります。
保険は人それぞれ必要になる保障額が違います。自身が必要な保障内容と入院限度日数をしっかりと理解し、保険を選ぶようにしましょう。
また、保障内容が心配な方は保険の専門家に一度相談してみるのも良いでしょう。

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