医療保険の真実!頭痛持ちでも加入できる?加入を断られる場合

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医療保険は、病気や怪我をした場合に保険から給付金がおりる為、万が一に備え加入している人が多い人気の商品です。
現代人は、慢性的な頭痛に悩まされている人も多いと聞きます。軽症な頭痛から、重症な頭痛までありますが、頭痛持ちでも医療保険に加入することはできるのでしょうか?

【頭痛がある人の告知ポイント】
頭痛で現在加療中の人が、医療保険に加入する際には告知が必要になります。
告知する際には、下記のようなことを記入しましょう。

・いつ診断されたのか、その時の診断名
症状だけでは、保険会社は判断をしにくいため、正式な診断名と時期を正直に告知しましょう。

・診療機関、医師名
現在受診している診療機関、担当医師名も告知します。これは、保険会社が医療機関と病名との整合性を確認する為必要になります。

・その時どのような検査を行ったか
その時に、MRI検査、CT検査などを行った場合も詳細を記入しましょう。精密検査を行い、問題がなかったことを証明する為に重要になります。

・薬を服用している場合は薬剤名
処方された薬がある方はそれも忘れずに記入します。
一般的には、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などの一次性の頭痛の場合で、告知内容に整合性があったと判断されれば医療保険に加入することが出来ます。

【頭痛持ちだと保険の加入が難しくなるのは】
なぜ頭痛があった場合は、医療保険の加入が難しくなるのでしょうか?
それは、一言で頭痛と言ってもその症状や原因は様々で、中にはクモ膜下出血や、脳腫瘍などの重篤な疾患が原因で起こっている頭痛もあるからです。
被保険者は、上記のように細かい告知をきちんと提出しないと、保険会社から「死に至るような重篤な疾患が原因ではないか」と疑われ、保険の加入を断られる可能性もあります。

【医療保険への加入を断られた場合】
二次性頭痛の場合は、脳や体に重大な疾病が起こっている可能性があるため、医療保険の加入を断られる可能性が高くなります。
このような場合は、「引受基準緩和型」または「緩和型」と呼ばれる保険の審査を受けるのも一つの手段でしょう。
これは、持病や、病歴のある人でも加入しやすく審査基準が緩和されているもので、保険料は若干割高にはなりますが、加入を断られた人でも加入できる場合があります。

【まとめ】
頭痛があるからと言って、必ずしも医療保険に加入できないわけではありません。
自身の頭痛の状態について、きちんと詳細を告知し、保険会社に納得してもらえれば保険に加入できます。
また、加入を断られた場合でも代替策として「引受基準緩和型」または「緩和型」などの方法があることも覚えておきましょう。

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