定年まで一つの会社で働き続ける、終身雇用制が当然だった以前の働き方から、近年は自らが自由に働き方を選択して、ライフスタイルにあった働き方をする人が増加しています。ぜひ、従来の働き方に捉われない自由な発想で、自身のこれからの働き方を考えていきましょう。

【就職をすれば安泰】
今までは、大学や高校を卒業したら企業に就職して生涯そこで働くのが当たり前で、定年すれば退職金ももらえました。しかし、近年は就職した会社が必ずしも自分の将来に安定をもたらしてくれるとは限りません。業績の悪化によって、リストラをされることもありますし、期待していた退職金もなくなるリスクがあります。
このようなことから、就職をすればその後の人生は安泰であるという意識を捨て、自分の将来や人生のすべてを会社に委ねるのは非常に危険でリスクが高いということをまずは一人、一人が認識しましょう。
そして、そこで生き残るためには会社から必要とされる人材であり続けるために、自分自身もスキルを磨く、資格の取得を目指すなどの努力が必要になります。

【会社以外にも自分の居場所を作る】
今までは、副業禁止の会社も多くありましたが、近年は業務に支障がでない範囲なら副業を認めている会社もあります。
例えば、サラリーマンをしながら、資格を活かして週末だけ起業をしたり、サラリーマンやOLでありながら不動産を購入しオーナーとして経営をしている人も少なくありません。このように、一つの企業で生涯働くという働き方から複数の肩書を持ち、自由に働くという働き方に変化していています。
さらに、さまざまな働き方をするという事は、リスクを分散できたり、収入と生活の安定、自分のやりたいことに取り組むことで本業のモチベーションを維持できるなど多くのメリットがあります。

【ビジネス環境の変化】
グローバル化や、インターネットの普及によって企業を取り巻く環境はここ数年で劇的に変化しました。昨今大企業の倒産や吸収合併も相次ぎ、今はどんな大企業でも一生安泰とは言えない時代になったのです。
そんな中、私達が生き抜くには2つ以上の肩書を持つこと、65歳を過ぎても働ける将来性のある仕事を見つけること、自分にしかできない専門的な知識や、スキルを身に着けること、自身の強みを磨くことなどが求められます。

【まとめ】
時代の変化に敏感に気づき早くから行動を開始した人は、年をとってもお金に困らず、自由な老後を過ごすことが出来るでしょう。
その時になって慌てないためにも、今からできる努力や備えはしておきましょう。