将来のためにどれくらい支払っている?~年収別などでみた平均保険料~

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はじめに

生命保険に入ろうかと思案しているときや、保険の見直しを考えているとき、他の人はどれくらいの金額を保険に使っているのだろうかと気になることもありますよね。
そのような場合の参考として、今回は「公益財団法人生命保険文化センター」がまとめた資料に基づき、年収別にみた平均保険料を紹介します。

年収別の平均保険料

公益財団法人生命保険文化センターがまとめた「平成28年度生活保障に関する調査」によれば、保険料支払い平均額は、月額にすると1世帯あたり約3.21万円(年間38.5万円)でした。
その分布を見てみると、1位は「月額1万円以上、2万円未満」の19.0%、2位が「月額2万円以上、3万円未満」および「月額1万円未満」の15.9%となっています。

支払額の平均を年収別でみてみるとどうなるのでしょうか。
数字は以下のとおりです。

「年収300万円未満の世帯」 1.27万円(年間 15.24万円)
「年収300万円以上、500万円未満の世帯」 1.48万円(年間17.76万円)
「年収500万円以上、700万円未満の世帯」 1.73万円(年間20.76万円)
「年収700万円以上、1000万円未満の世帯」 1.99万円(年間23.88万円)
「年収1000万円以上の世帯」 2.52万円(年間30.24万円)

金額のみで見てみると、保険料の支払額は年収の多い世帯ほど多くなる傾向にあります。
しかし、年収に対する保険料支払額のパーセンテージを見てみると、事情は異なってきます。
例えば年収400万円の世帯の年間保険料支払いが、平均通りの20.76万円であるとしたなら、保険料支払い額の比率は約5%です。
これに対して、年収850万円の世帯の年間保険料支払いが、平均通りに23.88万円であるとしたら、保険料支払い額の比率は約3%ということになります。

このように、年収の低い世帯ほど割合が高く、年収の高い世帯ほど割合が低いということになってくるのです。

性別による違い

性別による保険料支払い額の違いも見ておきましょう。
同じく、「平成28年度生活保障に関する調査」によれば、保険料支払額の平均は、男性の場合が月額で1.9万円(年間22.8万円)、女性の場合が月額で1.45万円(年間17.4万円)でした。
また保険料の分布を見てみると、男性は「月額1万円以上、2万円未満」が33.6%で最も多く、これに対して女性は「月額1万円未満」が40.8%で最も多くなっています。

最後に

ここまで平均的な保険料支払額について見てきました。
このような資料も参考にしながら、自分のニーズに合わせて最適な保険を選ぶようにしましょう。

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