将来のために積立投資!初心者向け基本講座

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はじめに

現在多くの人が、毎日の生活費だけでなく将来のお子さんの学費、また自分の老後資金に不安を抱えています。
そこで将来のために「積立投資」というものがあるのですが、
「投資って大丈夫?損をするのでは?」
と「投資」という言葉に不安がある人も多いでしょう。
今回は積立投資についてお話したいと思います。

積立投資とは?

「投資」と聞くと、株やFXがすぐに思い浮かぶのではないでしょうか。
これらは株価・為替相場に大きく影響されます。ですので、大きな得をすることもあれば大きく損をすることもあります。つまり「ハイリスク・ハイリターン」ですね。

それに比べ「積立投資」は基本的に「ローリスク・ローリターン」です。(商品によっては「ハイリスク・ハイリターン」のものもあり、それは自由に選ぶことができます)
投資額は毎月1万円でも良いし、5万円でもかまいません。数千円で始める人もいます。
投資信託を購入して自分の決めた額をこつこつと「積み立てて」いくのです。
それを長期間「定期」「定額」で購入するので時価の変動リスクをおさえて将来に着実に必要資金を形成できます。
また、購入するのは1か所だけと決まっているわけではありません。複数の投資信託を購入すればよりリスクを減らすことができます。

初心者へおすすめの積立投資

では初心者が始めやすい積立投資はどういうものがあるのでしょうか。
今回は2つを紹介します。

iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)

例えば企業年金、企業型確定拠出年金のない会社員だと月23000円、公務員は12000円を掛金の上限額として積立額を決めることができます。(最低額は5000円です)
掛金金額は所得控除対象となり、70歳までの運用益は非課税です。
ただし60歳まで積み立てたお金は引き出すことができないという注意点もあります。
また払い出し時に元本を含め原則的に課税されます。(退職所得控除あるいは公的年金など控除はあります)

つみたてNISA

投資では通常得た利益に20.315%の税率がかかります。
しかしつみたてNISAにはそれがありません。(ただし、投資を始めた年から最長で20年となっています)
投資対象商品は金融庁の定めた基準を満たしている投資信託ETF(上場投資信託)であるため、リスクの心配が少ないのも魅力でしょう。
またiDeCoと違い年齢上限がないのも特徴です。
最低購入金額もありません。
ただし積立時には所得控除は適用されないことに注意しましょう。

まとめ

iDeCoとつみたてNISAどちらを選択すればよいかというと、60歳までお金の引き出しができないiDeCoは老後資金用として役立ちます。
一方、つみたてNISAにはそのような制限はなく、いつでも売却・引き出しができるので、ライフイベントに合わせマイホーム購入資金、お子さんの大学資金といった使い分けが可能です。
このように上手に積立投資を利用すれば、将来への不安を減らすことができるでしょう。

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