将来のビジョンってありますか?

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はじめに

就職するまではひたすら試験や面接を受け、入社が決まればそこでがむしゃらに働いてきたという人も多いと思います。
しかし、会社の仕組みや世の中のことが何となく分かってきたころ、ふと「自分のやりたいことって何だろう?」「将来、どうなりたいのだろう?」と考えたことはないですか?
いわゆる「将来のビジョン」というものです。
これは本当に持つべきものなのでしょうか?

将来のビジョンって何だ?

今はそれほどでもないかもしれませんが、以前は「あなたの将来のビジョンは?」「将来のビジョンは持っていますか?」といったような質問をよく耳にしたような気がします。
世の中にあふれてはいたものの、実際はよく分からないといったところが本音でしょう。
そもそもビジョンとは「自分のなりたい姿」という意味で使われることが多い言葉です。
ですから、将来のビジョンとは「将来なりたい姿」となります。

あなたは、ちゃんとその姿を描けていますか?
多くの人が「ノー」ではないですか。
だからと言って落ち込む必要はありません。
誰しもが抱く不安ですから。

では、ちゃんと描けている人は問題ないかというと、そうとも言い切れないでしょう。
20代くらいの若いうちに将来のビジョンを固め、着実に歩みを進めている人がいたとします。この人はゴールに向かってまっしぐらなわけですが、それ以外は何も見えていない可能性が十分にありますよね。
そうなると様々な知識や経験を得るチャンスを自らなくしてしまうどころか、目的が達成できないとなったら、もろくも崩れ落ちてしまう事態になりかねません。

ですから、早いうちから確固たるビジョンを持つ必要はないと言えるでしょう。
様々な知識や経験を積んだある時に自分の将来の姿について考えるのが自然だと思います。

持たないという選択肢も

では、将来について考える時が訪れた際、必ずしもビジョンは持つべきだと思いますか?
一つの答えとして「ビジョンを持たない」というのもアリでしょう。
ビジョンを定めると束縛されているようで息苦しいという人もいるでしょうし、目的を立てることが苦手な人もいるでしょう。

それに、そもそも将来について考える時が訪れない人もいるかもしれません。
また、自分では定めたつもりでも、結局は周りの環境に流され思ってもいなかった場所にたどり着き、なぜか分からないけどそこで充実している人も少なくないはずです。
つまりは「将来のビジョンを持つ」というのは生き方の一つに過ぎないのではないでしょうか。

ビジョンを持っている人が充実して暮らせるのならそうするべきで、そうでないのなら無理に持つ必要はないかと思います。
数ある生き方の一つに対して義務感や不安感を抱く必要はないのです。

まとめ

生き方の一つに過ぎないと言われても自分がビジョンを持った方がいいのか、そうでないのかはすぐには判断がつかないと思います。
そんなときは人に話すといいでしょう。

話を聞いてくれた相手からいろいろな質問をされることでビジョンが明確になっていくからです。逆にそれでも鮮明にならないのなら、持つのは向いていないのかもしれません。

もし、そういった相談相手がいないのならライフプランなどについてアドバイスをしている保険会社に足を運ぶのもいいでしょう。
プロの目から思いもよらないアドバイスがもらえるかもしれませんよ。

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