将来住む場所は変化して当然?

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はじめに

「将来住む場所」
と聞いて何をイメージしますか?
都心や郊外といったようにまさしく場所を思い浮かべる人もいれば、戸建住宅やマンションといった建物を想像する人もいるでしょう。
どちらも間違いではありません。
ただ、どちらか一方だけで「将来住む場所」を考えることはおすすめできません。
なぜなら、将来住む場所は変化していくものだからです。

将来住む場所は変わっていく

なぜ、変化するかというとライフステージによってニーズが変わるからです。
将来、家族から自立しようと思ったときに考える住む場所は、おそらく一人暮らしする場所を想定するはずです。
そして、この場合、通勤・通学をするための利便性や周辺に安い飲食店が多くあるかなどを中心に住む場所を考えるはずです。
ただ、これは一人暮らしをするのに都合の良い場所であって、結婚が見えてくると改めて将来住む場所を考える必要があります。
子どもを持つことを前提とするのか、それとも子どもを持つまでの間の住む場所とするかといった具合にです。

それからマイホームを持つのなら、老後という将来を見過ごすわけにはいきません。
老後、マイホームをバリアフリー化するのか、引き払って高齢者福祉が厚い地域に移るのかといったようなことを、マイホームを購入する前に十分検討しておくべきでしょう。
このようにライフステージの変化にともなって求める住環境も変化します。

変化に対応するには?

ライフステージの変化に対応するのならライフプランを考えるのがベストでしょう。
現時点から20年後、30年後先に起こりえることや望むことを具体的に書き出してみるのです。
家庭があるのなら、家族と一緒に話し合ってみてください。
「そんな先のこと具体的に考える必要があるのか」
と思う人もいるかもしれませんが、無駄ではないことは確かです。
将来のことを具体的に考え、そこから逆算していけば現時点でとるべき行動が明確になります。あとは、明確になった行動を実行していくのです。
必ずしも計画通りに進むわけではありません。
しかし、明確になった目標を掲げることで無駄な支出などが抑えられ、結果として自身の将来を豊かにすることにつながります。

まとめ

将来住む場所は、1か所に決められるものではありません。
自身や取り巻く環境の変化によって、住むのに適した場所も変わってきます。
何一つ変化もなく、同じ場所に住み続ける方が考えにくいです。
変化はあって当然と考えるべきなのですが、ただ、その変化に場当たり的に対応していては望まない環境で生活することになるかもしれません。
ですから、そうならないために一度しっかり時間をかけてライフプランを考えることをおすすめします。

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