将来設計の作り方

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はじめに

将来のことを考えたことはありますか?
考えたことがないなどという人はいないですよね。
でも、どれくらい具体的に考えているかとなると人によって大きな開きがあるはず。
大まかにぼんやりと考えたことがある程度の方もいれば、逆に将来設計まできちんと作って考えているという方もいらっしゃることでしょう。
どちらのほうが望ましいかといえば、それは後者のほうに決まっているのですが、この「将来設計」どのようにして作ればいいのでしょうか?

将来設計の作り方

実は作り方はそんなに難しくはありません。
専門的な知識もほとんど必要ありません。
まずは自分がこの先どうなりたいかを想像してください。
あとはそれを紙に書いていきます。
このとき「27歳で結婚、29歳で出産、47歳で子どもが大学入学」というように、何歳のときにどうなりたいかを書くのがポイントです。
それができたら今度はそのときにどれくらいのお金が必要になるのかを書いていきます。
これはインターネットで調べればだいたいの額がわかるでしょう。
ここまで書くことができればそれで完成です。
たったこれだけのものなのですが、これがとても役に立つのです。

あるのとないのとでは大違い

この将来設計ですが、あるのとないのとでは大きな違いがあります。
まず一つ目の違いは準備ができるということ。
もちろん、将来設計がなかったとしても「子どもが大学入学するときにはお金がいるから準備しとかなきゃ」程度のことは考えられるでしょう。
しかし「あと何年でどれくらいのお金を用意しないといけないのか?」といったもっと具体的な情報があればより準備が行いやすいですよね。
たとえば「大学入学資金を今から準備するために学資保険に加入する」というように実際の行動も起こしやすくなります。

また、予想していなかった出来事が起こってしまったときでも立て直しが容易になります。
将来設計というのはいってみれば人生が進む方向を教えてくれる地図のようなもの。
不測の事態が起こってしまったとしても、どの方向に向けて進めばいいのかがわかる地図があれば修正も容易というわけです。
逆に、地図がなければどっちへ向かって進路を修正すればいいのかがわからないので、効果的な立て直し策を考えることが難しくなる可能性が高くなります。
むやみやたらに消耗するばかりで、混乱をさらに深めてしまう恐れすらあります。
このように将来設計があるのとないのとでは、天と地ほどの違いがあるのです。

最後に

将来設計を作る場合、プロの意見を参考にすればより明確な人生の地図を手に入れることが可能となります。
また、いまから将来に向けてどのような準備をしておけばいいのかについても的確なアドバイスをしてもらえるはず。
将来設計に関心をお持ちの方はぜひトータル・ライフ・コンサルタントやファイナンシャル・プランナーといった専門家の意見も聞いてみることをおすすめします。

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