仕事におけるキャリアビジョンとは 将来の自分を明確にイメージ

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はじめに

新型コロナウイルスの感染拡大は経済にも大きな影響を与えています。
すべての企業が大打撃を受けているとは言えませんが、大きな損害を被っている企業は少なくありません。
そうなってくると、企業は考えることは今も昔も同じです。
人件費の削減ですね。
もちろん、こういった企業の方針は採用活動にも大きく影響してきます。
少しでも優秀な人材を少数精鋭で取りたいと願うのが、人事担当者や経営者の考えるところでしょう。
そこで重要になってくるのがキャリアビジョン。
仕事面における将来の自分をできるだけ明確にイメージできることが大切です。

はっきりとしたビジョンが大切

キャリアビジョンを簡単に言うと「将来の自分が仕事の面でどのようになっていたいか?」ということです。
たとえば、営業マンであれば「会社の中でトップ3に入れるくらいの売上を上げられるようになっていたい」とか、エンジニアであれば「世間をあっと言わせるようなヒット商品を開発できるようになりたい」といった感じのことです。
これは、具体的にはっきりとしたビジョンであればあるほど望ましいとされています。
それはなぜか?
自分が企業の採用担当になったつもりで考えるとその理由がわかりやすいかもしれません。
将来の目標が漠然としていて自分がどうなりたいのかわからない人と、はっきりとした将来のイメージを持ちそれを言葉で説明できる人なら、あなたはどちらを採用したいと思うでしょうか?
ふつうは、後者のような人のほうが、目標に向かって努力を積み重ねていける人に見えやすく、そして会社の役にも立ってくれそうな気がしますよね。
そして、多くの企業も実際のところそのように考えているというわけです。
これが明確なキャリアビジョンが重要な理由です。

仕事以外のビジョンと備えも大事

ここまでは、キャリアビジョンについて見てきましたが、大切なのは仕事のビジョンだけではありません。
もちろん、それ以外の人生におけるビジョンも大切です。
とりわけ重要なのは、リスクに備えるということ。
人生の中では、いつどのようなことが起こるかわかりません。
もし、予想だにしていないことが起こってしまったとき、そのようなことを想定し備えをしている場合としていない場合では大きな違いが出てきてしまいます。
たとえば、健康面。
若いうちは気にもとめないかもしれませんが「若いから絶対に病気にならない!」ということはあり得ません。
万が一、病気になって働けなくなってしまったときに、医療保険や就業不能保険などの備えがある場合とない場合では雲泥の差があるのです。

最後に

仕事にしてもそれ以外の部分にしても将来のビジョンをしっかりと持っておくこと、そして、それとともに将来のリスクに備えることはとても大切です。
適切なビジョン作りとリスク管理を両立させることが、充実した人生を送っていくための秘訣と言えるでしょう。

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