将来も残る仕事は何?

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はじめに

ひと昔前まで、スーパーマーケットなどで買い物をしたときの代金は店員さんが受け取っていました。
さらに、電車に乗るときの改札は駅員さんが行っていました。
いま、こういった仕事の大部分は機械の役割となりつつあります。
そして、現在も技術は進歩し続けています。
したがって、このような変化は将来にかけても起こっていくことでしょう。
では、逆に将来的にも残る仕事とはどのようなものなのでしょうか?

将来的にも残る仕事の条件とは?

コロナウイルスの感染拡大は、人々の働き方にも大きな影響を与えました。
しかし、会社に通勤していたのが在宅勤務に変更となった程度ならまだいいほうなのかもしれません。
これまでやっていた仕事を辞めざるを得なくなった人も少なからずいるからです。
そういった方々の場合、できれば次は将来的にも残るような仕事に就きたいと考えるケースが多いことでしょう。

ところで、将来的にも残るような仕事の条件とは何でしょうか?
これはやはりAI(人工知能)ではできない仕事ということになってくるでしょう。
近年は第三次人工知能ブームとも呼ばれる時代で、AI技術の進歩は目覚ましいものがあります。
このような技術の進歩を受け、いまは人間の手で行われている仕事の多くが、近い将来AIに奪われると予想されているのです。
このため、将来的にも残る仕事を探そうと思えば、それはAIにその役割を奪われる可能性が少ない仕事ということになります。
代表的なものとしては以下のような仕事が挙げられます。

IT関連のエンジニア

いくらAIやその関連技術が発展していくとしても、それを開発するのは人間の役割として残っていくはずです。
したがって、IT関連のエンジニア職は将来的にも残ると予想されるでしょう。

医療・介護領域の仕事

最近では手術ロボットや介護ロボットなども開発されてきていますが、まだまだ全面的に人間の代わりをできるような状況ではありません。
また、これらの仕事ではどうしても人間の手で行わなければならないことが多く存在しています。
したがって、この領域の仕事は将来的にも残っていくと考えられるでしょう。

教育関連の仕事

知識を教えるだけであれば、AIで十分でしょう。
しかし、人間教育という点から見た場合、どうしても人と人との関わりが必要です。
このため、教師など教育関連職の多くは将来的にも残ると予想されます。

最後に

ここまで、AIに取って代わられることなく将来的にも残る仕事とはどのようなものなのかについて考えてきました。
そういった仕事は、上記で紹介したほかにもまだあるはずです。
AIは独創的あるいは創造的な仕事が苦手です。
逆に考えれば、こういった仕事が将来的にも残っていくと言えるでしょう。

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