生命保険を失効させない為にも保険料の滞納は避けるべき

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生命保険に加入している人は全体の約7割程度と言われ多くの人が加入しているのですが保険料を滞納した場合には保険が失効する事についてはあまり知られていません。
保険が失効すると万が一の時に困ります。これを機会に保険の滞納について詳しくみてみましょう。

【保険料を滞納した場合】
保険料を滞納したからと言ってすぐに保険が失効されるわけではありません。
失効するまでには保険の猶予期間というものがあります。猶予期間はどれくらいあるのでしょうか?
これは払込方法によって違います。
最も一般的な方法である毎月払いの場合について見てみると、この場合は引き落としができなかった翌月の月末までが猶予期間になります。
ですからもし引き落としができなかった場合保険会社から引き落としができなかった旨のハガキなどが届いたらすぐに翌月分とまとめて2か月分の支払いをすれば問題はありません。
翌月の引き落とし日までに間に合わなかった場合は振り込み用紙が送られてきますので、これでATMから入金するかもしくは営業の窓口で直接支払うようになります。

【もしも支払いに困窮したら】
もし保険料を滞納してしまい翌月以降も支払いが困難な場合には保険料の負担を少なくする方法がいくつかありますので知っておくと良いでしょう。
まず生命保険の保障内容が現在の自分にとって適切であるかどうかを確認しましょう。
子供が小さい時に契約したものであれば、保障額が大きいものに加入しているケースが多いのですが子供が成長して大きくなった場合にはそこまでの保障は必要ありません。
保障金額が少なくなれば保険料も少なくなる可能性があります。
生命保険は子供の成長や家族構成などによって様々ですし、現在の生活を困窮してまで加入するものではありません。

【保険の切り替え】
現在の生命保険が高く保険料の支払いに困窮している場合はできるだけ早くに対処法を検討すべきです。
そして現在の生命保険に固執しなければ月々1千円~5千円程度の安い保険料で加入できる生命保険も数多くあります。現在はネットなどで保険料を簡単にシミュレーションして数社の保険会社から保険料や保障内容を比較する事もできますので保険料の支払いに困った場合は一度見積もりを取ってみるとよいでしょう。

【まとめ】
生命保険の保険料を滞納した場合、猶予期間を過ぎても保険料の支払いがなされない場合は長い間加入していた保険も失効してしまいます。その時に被保険者に万が一の事があった場合には当然死亡保険金などが支払われない為残された遺族は困る事になり、入院して治療費などでお金が必要になった場合も給付金は支払われず困る事になります。
このような事にならない為にも引き落とし前には金融機関の残金を確認して、滞納のないようにしましょう。

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