未来設計を考える時身内の介護問題は外せない!

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私達は未来について考える時、つい今の自分が置かれている立場だけで考えてしまいがちですが5年後、10年後も今と変わらない環境にいるという人はいません。自分の環境の変化だけでなく自分の周りの家族や身内も変化していきます。
これらの変化の中でも最も重要で深刻な問題が介護問題でしょう。介護の問題は誰しも避けて通る事はできませんのでぜひとも今からしっかりと介護について考える必要があります。

【早めに介護に対する意識を持つ】
介護の問題はいつ起こるか誰にも予測が出来ません。ですから家族や周りの身内がこのような状態になった時に初めて介護について考えるのではなく、ある程度の情報を家族間で共有しそれぞれの問題として真剣に考えておく必要があります。
親や配偶者が、介護が必要な状態になった時下記のような事は大変重要なポイントになりますので家族が今どのような状態にあるか確認しておきましょう。
・結婚しているか、また子供はいるか
・親や頼れる身内が近くに住んでいるか
・自分または配偶者に兄弟、姉妹はいるか
・自分または配偶者の仕事の形態
これらは将来家族や身内に介護が必要になった場合に誰が看るのか、自宅で看るのか、兄弟、姉妹が交代で看るのかなど様々な事を考える時に重要になりますので、家族間で確認しておきましょう。

【お金の問題】
また介護が必要な状態になった場合お金についての不安を感じている人も多いでしょう。将来家族の介護に対する不安を少しでも少なくする為には介護保険制度などをしっかりと理解しておくことも大切です。またこれだけでは充分でない為別に民間の保険などを利用し補填する事も考えておくべきでしょう。
しかし、お金は無制限にあるわけではないため各家庭や諸事情によって介護に使える金額も決まってきます。特に住宅ローンや子供の教育費などが多くかかる年齢ですとそこから更に介護費用を捻出するのは大変です。
このような事を考えるとできれば子供の家庭から親の介護費用を捻出するのではなく親自身の資金を介護費用に充てるように考えて計画を立てていく方がよいでしょう。

【もしも親の資金がない場合】
しかし、親自身にそのような資金がない場合は決して自分一人で抱え込み無理をしては、自身の家庭を崩壊させる事にもなり兼ねません。
介護は終わりの見えないもので精神的にも肉体的にも追い詰められてしまします。だからこそ周りの家族が助け合い協力して乗り切らなくてはいけません。

【まとめ】
自分や家族の未来設計を考える時に合わせて考えておきたいのが介護の問題です。特に昨今の少子高齢化問題により介護する人を看る人も限られてくるでしょう。
1人だけに負担を押し付けることなく、みんながそれぞれ真剣に考え出来る事は協力していく姿勢を持つことが大切になってきます。

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