人生全体にかかるお金を知って家計の将来設計を立てる

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人生におけるお金の使い道は人それぞれで何にどれくらいのお金がかかるのかは一人一人の価値観や趣味などによって変わってきます。また家族構成や職業などによっても収支は変ってくるので、家族ごとのライフプランや家計を考える必要があります。

【将来にかかるお金】
私達の将来には様々なお金が必要になりますが中でも人生の3大出費と言われるのが、教育費、住居費、老後の生活費です。
これらに大体いくら位かかるのか把握しておくことは大事です。
例えば教育費について見てみると国公立大学に4年間通った場合最低でも250万円程度、理系の私立大学の場合500万円程度はかかります。その他にも自宅外から通学する場合の仕送りや入学金、サークル交友費用、大学の授業で必要になるノートパソコンなどの費用も別途かかる事を理解しておきましょう。

【なぜ将来を見据える必要があるのか】
ある統計によると将来の仕事や生活費、趣味などについて考えている人は全体の16%しかおらず、「漠然としか考えていない」という人は半数以上の56%になっています。
これからもわかるように多くの人は将来に対して今から考えたり、行動しているわけではない事がわかります。
ではなぜ今から将来を見据える必要があるのでしょうか?備えあれば憂いなしという言葉からも早くから準備をしておく事で老後の生活が安心した物になる事もあるでしょう。そして人生には上記のような大きな支出と日常的な小さな支出がありますが特に大きな出費に対しては現金で全て支払う事ができる人は少ないでしょう。
このように大きな出費がある場合家計から捻出しようとするとその為に日々の家計が苦しくなりますので、それらの費用を貯蓄するのです。

【ライフプランニング】
人生においていつ、どのような時に、いくら位のお金が必要になるのかという事をしっかりと把握しておかなければいつまでにいくら貯蓄するという目標を設定する事は出来ません。
その為にはライフプランニングを立てる事が大切です。これから人生において起こる事や、やってみたい事などを漠然としたイメージからより現実的なものにする為の作業です。
ライフプランニングを立てる時にはまず家族のこれからの計画を年表で書き出し、それぞれの項目について予想される費用を調べ書きましょう。
そして年ごとにかかっている生活費を書き、今後どれくらい支出が増えるのかも書き出してみます。
この年表に今後の世帯収入も書くといつ家計が赤字になり、いつ黒字になるのかも予想を立てる事ができます。

【まとめ】
このようにライプランニングを立てる事で将来のお金の流れを予想できますし、今の自分達の生活からいくら貯金すればよいのかを把握できます。
また将来いつ頃家計が赤字になるのかを知る事ができ、そのための備えを早くから始められるのです。

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