将来年金はいくらもらえる?年金受給額と受取開始について

ikebukuro-fukurou120140921152438_TP_V

将来や老後の生活に対して不安を抱いている人は多いのではないでしょうか?
私達が、将来年金を受給するようになった場合、いくら貰えるのか、受給開始年齢はどうなるのかしっかりと確認しておく必要があるでしょう。

【年金はいくらもらえる?】
ある女性をモデルに、年金受給額をみてみましょう。
A子さんは現在30歳で大学を卒業後、企業に就職し、60歳まで働き続けました。この間の平均給与は26万円(賞与なし)の場合受け取れる年金額を見てみましょう。
A子さんは65歳から年額約142万円、月額12万円弱年金が貰える計算になります。現在女性の平均寿命は86歳ですので、65歳から約20年受け取ると仮定して総額で2,850万円という試算になります。
(但し支給額や、支給開始年齢が今後変更される場合もあります。)

【受給開始年齢】
では、受給開始年齢も見てみましょう。昭和41年4月2日以降生まれの女性(男性は
昭和36年4月2日以降生まれ)の方は65歳から受給できます。
自分の年金額を確認したい場合は、下記の2つの方法があります。
・毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」に年金に加入している期間と、年金額が記載されていますので、これで確認することができます。
・インターネットを使いねんきんネットにログインして確認します。
ねんきんネットに登録するには、ユーザーIDの申し込みが必要になりますので、事前に手続きをしておく必要があります。
ねんきんネットでは、年金記録の他、年金見込み額もシミュレーションする事ができ早くから将来に備えることができます。

【不足分は年金額をアップさせて補う】
ねんきんネットなどで自分が将来貰える年金額を確認したら、「この受給額で自分が理想とする老後を送る事が出来るだろうか」「65歳まで元気に働く事ができなかった場合、年金受給までの間収入が途絶え不安だ」と感じる人もいるでしょう。
このような場合には、年金額をアップさせる方法があるのでぜひ知っておきましょう。
まず、以前国民年金の未納期間があった人は、遡って年金を納付できる場合があります。ねんきんネットで納付できる月数を確認できますので、支払えるゆとりがあれば支払っておき将来貰える年金額を増やしましょう。
また、国民年金の年金保険料を毎月400円アップさせるだけで、将来支給される年金額が上乗せされる「付加年金」というものもあります。

【まとめ】
将来への不安は尽きませんが、自身の年金額を増やす方法や、個人年金保険に加入するなど今からでもできる事はたくさんあります。
年金以外の方法も検討しながら、将来への備えを早めにしていきましょう。

関連記事

ページ上部へ戻る