将来設計に役立つ!ライフスタイル別で考える保険の選び方

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自身の将来設計を考える時に、それぞれのリスクに応じライフスタイル別に必要な保険に加入することが重要になります。独身者、子供なしの既婚者、子供ありの既婚者などライフスタイルによって必要になる保障は変ってきます。それぞれに必要な保険についてみてみましょう。

【独身者】
扶養する家族などがいない独身者の場合、高額な死亡保険は必要ありません。葬儀代などの必要最低限の保障があれば、十分でしょう。それよりも病気や怪我による収入ダウンに備え医療保険への加入を検討しましょう。もしもの入院や、手術に備え保険で備えがあると安心です。
また、将来結婚する予定のない人などは自分一人で生きていくための老後の生活費についても考えておく必要があります。総務省の調査によると、85歳以上の高齢者のうち約60%が要支援、要介護状態になっていることから、民間の介護保険などで備えることも検討しましょう。

【子供なし既婚者】
お互いにそれぞれの収入で生活しているDINKSの場合、経済的に自立しているため高額な死亡保険は必要ないでしょう。それよりも、病気や怪我により働けなくなるリスクに備えることが大切です。
治療期間中に収入が減少した場合、家計に与える影響は大きくなるため、所得補償保険や、生命保険の就業不能保険などに加入しておくと安心です。これらの保険は医療保険とは異なり、自宅療養中でも保険の支払い対象になりますし、長期間の保障が可能になるため大病を患い治療が長期化した場合も安心です。

【子供あり既婚者】
子供や夫の扶養に入っている配偶者がいる場合は、一家の大黒柱である夫に万が一のことが起こった場合は、生活が困窮するリスクがあるため、大きな保障が必要になります。このような家族構成の場合、万が一に備え死亡保険に加入しておく必要があります。
しかし、住宅の購入などで団体生命保険に加入した場合、自身も生命保険に加入していれば保障が重複するため金額を減らすなどの見直しをする必要があります。
更に、子供が小さいうちは高額な死亡保障が必要ですが、子供が成長して独立した場合は、そこまでの死亡保障は必要ありません。子供の成長と伴に、死亡保険の保障額を減らし、夫婦の老後の生活のために貯蓄性のある養老保険などに加入するなどの見直しが必要になります。
将来設計を考える時に、重要になるのがどのような保障と、いくらくらいの保障が必要になるか、ということです。これらは各家庭や家族構成、収入などによって違いますので、自身に必要な保険を選択することが大切です。

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