将来が不安!貯蓄型個人年金保険に加入するメリット・デメリット

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私達の老後の生活は今よりももっと厳しくなることが予想されます。具体的には年金受給額の減額や、受給開始年齢の引き上げ、医療費負担の増加、物価の上昇、など様々な要因があります。
先行き不安な老後に対して、今からできる対策を考えていきましょう。

【貯蓄型保険】
現在のように、低金利の時代では銀行にお金を預けていても多くの金利を期待する事はできません。
このような時に有効なのが貯蓄型保険です。貯蓄型保険には下記のようにいくつかの種類があります。
・終身保険
・養老保険
・個人年金保険
・学資保険
貯蓄型保険は、支払った保険料よりも多くの満期金が受け取れるもので返戻率が高いほどお得な保険であると言えます。

【貯蓄型保険のメリット】
貯蓄型保険のメリットとしては、以下のようなことがあります。
まず、死亡や病気、怪我などと言った場合保険金や給付金を受け取れるだけでなく、満期時や解約時には満期金、解約返戻金を受け取ることができ、保障と貯蓄を同時にできるというメリットがあります。
次に、定期預金よりも戻り率がよく長く積み立てるほど有利になります。
また、契約後数年で解約をすると元本割れする商品があるため解約しづらい、保険料が口座から引き落としされるので確実に貯めることができるなどのメリットもあります。
お金があればすぐに使ってしまうタイプの人や、計画性の無い人などにはおすすめの商品と言えるでしょう。

【貯蓄型保険のデメリット】
一方でいくつかのデメリットもあります。掛け捨て型の保険に比べ、保険料が高いというデメリットがあります。また貯蓄保険の性質上、保険会社は契約者から預かった保険料でお金を増やすように運用をしているため途中で解約した場合支払った保険料を下回るリスクもあります。
世帯の収入が減ったり、急な出費にも対応できるように保険料は、余裕をもった設定にしておく事が大切です。
また、貯蓄型保険は契約時に将来戻ってくる返戻金が確定されます。将来インフレが進んだ場合、物価が高くなってしまうと結果的に貰えるお金が減ったのと同じ状態になることもリスクとして覚えておきましょう。

【まとめ】
私達の老後に対する不安は大きくなるばかりですが、気づいた時に早目に対策を取ることで、余裕をもって投資をすることができます。
将来への投資として、貯蓄型保険以外にも投資信託や、債券、外貨預金、不動産投資など様々なものがありますので、資産を1点に集中させるのではなく、リスクの分散を行いながら投資をすることが重要でしょう。

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