知らないと損!失業した場合に利用できる国民年金の免除制度!

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日本は国民皆保険制度があるため、会社員の方は国民年金と厚生年金、自営業者やフリーランス、学生の方は国民年金に加入することになっています。
しかし、失業をしてしまって収入がない人にとって保険料の負担は大変重くなります。失業した場合には、年金の免除制度というものがあることをご存知でしょうか?
知っているのと知らないのでは後に大きな差になりますので制度について是非知っておきましょう。

【国民年金加入義務と免除】
今は、会社員として勤めていた人でも、いつリストラされてしまうか分からない時代です。
国民年金は失業して、無職になっても加入する義務があります。
会社員の場合厚生年金から国民年金加入者になった場合は加入の手続きをしておかないと将来貰える年金額が減るリスクがあります。
もし、失業中で保険料を支払うことができない場合は年金の免除制度を利用しましょう。免除制度を利用する場合、保険料の免除が認められれば、保険料の負担をせずに恩恵を受けることができます。

【保険料の免除制度】
国民年金保険料は、給料によって保険料が決まる厚生年金等とは異なり全員一律の保険料を納めます。
厚生年金や、共済年金等は給料が上がれば保険料も上がり、給料が少なくなれば保険料の負担も減る仕組みになっています。
しかし、国民年金はこのような仕組みではないため失業した場合や、学生の場合などは収入がないため保険料の負担が厳しいケースもあります。
このような場合には、「保険料の免除制度」を検討しましょう。
国民年金保険料の免除制度は原則本人、世帯主、配偶者の前年度の所得を計算し、条件に当てはまれば保険料の免除を利用できます。
この制度は自身が無職でも世帯に一定の所得がある場合は国民年金保険料の免除制度を利用する事はできませんので注意しましょう。

【利用するには申請が必要】
免除制度を利用する場合は、各自治体の窓口に申請をする必要があります。
厚生年金に加入していた人は、厚生年金の脱退届を出し、国民年金第一号被保険者に加入する手続きをします。
申請をして本人、世帯主、配偶者などの前年度の所得が一定額以下の場合は、国民年金保険料が免除されます。

【まとめ】
失業して、国民年金の保険料負担が難しい場合は一度自治体の年金係に相談してみましょう。年金の免除や、手続きの方法などについて詳しく教えてくれると思います。

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