年金の領収書に関してはある一定期間の保存は必要

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【はじめに】
国民年金の領収書や納付書などは年末調整での申告で必要なため家庭で保管しておきましょう。原本ではなくコピーでも結構です。

【領収書と年末調整】

なぜ国民年金の領収書は必要なのでしょうか?
実は国民年金で支払った額は所得税の控除対象になるからです。所得税控除を申請するとき(年末調整)に領収書は必須になるのでコピーでもいいので保管しておきましょう。
ただし厚生年金に加入しているサラリーマンなどは給料から毎月払われているので、年末調整をする必要はありません。

【国民年金の領収書はいつまで持つのか】

年末調整が終わると領収書の保管は面倒なので捨てる人がいるとおもいますが、修正申告を行う場合もあるので捨てないで2~3年は保管をしておきましょう。

【国民年金の領収書の再発行は出来るのか】

確定申告や年末調整の段階で領収書が無いことに気付くとどうなるでしょう。領収書の再発行はできるのでしょうか?
結論からいうと不正利用を防ぐために、国民年金の領収書の再発行は行ってもらえません。しかし、年末調整や確定申告を行うためでしたら社会保険料控除証明書の書類で申請が可能です。再発行に関しては年金事務所で控除証明書がもらえますが、そのときに必要な書類としては年金手帳や基礎年金番号の分かる物、免許証などで身分証明ができる物になります。

【国民年金の領収書で添付無しのデメリットは】

年末調整の申告で国民年金の支払いが済んでも領収書を着けて申告するのは可能ですが、デメリットもあるようで住民税や所得税を多く支払う可能性もあります。
その理由は国民年金の所得控除の領収書がないと受けられないからです。領収書がなくても受けられる方法は年金事務所に申請をすれば社会保険料控除証明書の発行が可能になり年末調整申告は出来るようになります。

【国民年金の控除証明書が届かないその理由】

国民年金などの控除証明書は年の暮れあたりで11月ごろに郵送されてきます。
しかし控除証明書が郵送で届かない時の理由としては住所変更の申請を役所に出していないのがほとんどです。それに退職が秋であった為、国民年金の支払いが遅れて控除証明書が届くのは翌年になることが多いです。

【まとめ】

国民年金の領収書を紛失した場合には再発行が出来ないです。年末調整での申告ではとても困ります。しかし、領収書が無くても年末調整を申告する事は出来るのですが、年金事務所で申請をし控除証明書がもらう事が必要になります。
そのためには控除に関しては日頃から知識を深め自分がどの控除を受けることができるのかを把握しておく必要があります。

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