結婚を機に考える個人年金保険

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はじめに

これから結婚を考えている方は、これからの生活やパートナーとの将来設計など、さまざまなことに心弾ませていることでしょう。
これからはじまる新しい一日一日を安心して暮らしていけるように、民間保険商品に目を向ける方も多いかと思います。
この記事では、そんなあなたに向けて公的年金で知っておくべきことと、結婚を機に考える個人年金保険について、ご紹介していきたいと思います。

加入中の国民年金の住所・氏名の変更について

基本的にマイナンバーと年金番号が直結している方は、結婚による住所・氏名の変更届は必要ありません。
現在の状況については、インターネットサービスの「ねんきんネット」や、お住いの地域管轄の年金事務所で確認が可能です。
ここでは、それ以外のケースを見ていきましょう。

国民年金第1号被保険者(自営業・農業従事者・その家族など)の場合

20歳から60歳までの加入者は、お住いの市区長役場の窓口で、住所・氏名の変更手続きを行います。

協会けんぽ・厚生年金加入者の場合

勤務している事業所に申し出て、住所変更であれば「被保険者住所変更届」を、氏名の変更であれば「被保険者氏名変更届」を申し出ましょう。あなたの申請を受けた事業主が代わって申請します。

結婚して扶養家族ができたとき

この場合、被保険者に扶養者ができるので「被扶養者(異動)届」を事業主へ提出し、事業主から国民年金機構へ申請・手続きを行います。

結婚して扶養家族になったとき

この場合被保険者の被扶養者となるため、事業主へ「健康保険被扶養者(異動)届」「国民年金第3号被保険者関係届」を提出しましょう。
事業主から国民年金機構へ申請し手続きします。
次の項からは、民間の個人年金保険について見ていきましょう。

個人年金で将来に備える

結婚して新しい生活をはじめると生活環境・ライフスタイル・働き方など、さまざまなことが変わりますね。
将来をパートナーとともに安心して暮らしていけるよう、個人年金保険はあなた自身があなたのタイミングで備えることができます。

個人年金保険を備えておくと

老後に必要な生活資金はおよそ22万円、さらにゆとりある生活を求めると、およそ29万円が必要といわれています。
また会社員で定年が60歳の場合、年金受給までに5年間空いてしまうことになります。
そんなときは個人年金保険を積み立てて、受け取り開始を60歳からにすることで、年金が支給されるまでの期間も安心して過ごせます。
また20代・30代といった若いころから備えることで、保険料を低額に抑えることができ、これが将来の安心へとつながります。

まとめ

前項では、老後に必要な資金についてふれましたが、病気療養費や介護費用などを考えるときりがありません。
結婚という人生のターニングポイントに、パートナーとともに将来の必要と個人年金保険について、考えてみませんか?

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