年金の相談はどうすればいい?~窓口以外の方法も~

はじめに

「このままでいくと年金はいくらくらいもらえるの?」
「年金の加入歴を確認したい」
「年金保険料の支払いが苦しい。どうしたら・・・」
こんなとき、どこへ相談に行けばよいのでしょうか?
答えは、最寄りの「年金事務所」もしくは「街角の年金相談センター」の相談窓口です。
以下で詳しく見ていくことにしましょう。

持っていくもの

「年金事務所」や「街角の年金相談センター」は全国各地にあります。
では、相談の際には、どのようなものを持っていけばよいのでしょうか?

本人が行くケース

「日本年金機構」から送られてきた「基礎年金番号」のわかる書類を持っていきましょう。
具体的には年金手帳や年金証書あるいは年金額改定通知書などの書類です。

なお、加入記録あるいは年金見込額の交付や年金請求書の提出などの手続きを希望される方は、「本人確認ができる書類」(運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、身体障害者手帳など)も必要になります。

本人以外が行くケース

「本人の基礎年金番号」とともに「本人の署名・捺印のある委任状」および「相談に行く人自身の本人確認ができる書類」が必要です。
委任状は特に様式は定められていませんが、日本年金機構のホームページからダウンロードすることもできます。

また、身体の障害などにより本人が行けないケースで家族が相談に行く場合は、委任状がなくても、「本人の身体障害者手帳」や「要介護認定の通知書」、「精神障害者保健福祉手帳」、「療育手帳」などと「相談に行く人自身の本人確認ができる書類」があれば相談を受け付けてもらえます。

なお、制度や手続きのことなど一般的な相談であれば、基礎年金番号や委任状がなくても可能です。

予約がオススメ

「年金事務所」や「街角の年金相談センター」では予約相談も受け付けています。
相談窓口は、混雑していて長時間待たなければならないこともあります。
予約しておけば、比較的スムーズに相談を受けることができますし、相談に当たるスタッフも事前に準備して丁寧に対応してくれるのでオススメです。

予約の受付は、相談希望日の1ヶ月前から前日までで、予約の電話番号や相談時間については日本年金機構のホームページで確認してください。
なお、予約の際には「基礎年金番号」のわかる書類を手元に準備しておきましょう。

最後に

日本年金機構への年金に関する相談は、窓口だけでなく手紙や電話でも受け付けられています。
手紙の場合は、相談内容のほかに氏名・住所・生年月日、それに基礎年金番号と年金コードを書いて最寄りの年金事務所などへ送付してください。
また、電話相談の場合は基礎年金番号がわかる書類を手元に用意のうえ、日本年金機構のホームページに記されている番号(ねんきんダイヤル)へ掛けてください。

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