年金振込は郵便局が意外と便利?

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はじめに

みなさん目的によって郵便局(ゆうちょ口座)、銀行と複数に分けて預金している方も多いのではないでしょうか。
ところで、年金の振込は郵便局と銀行どちらがいいのか考えたことはありますか?
意外と郵便局が便利なんですよ。
今回はそのことについてお話したいと思います。

どこに振り込まれているか知っていますか?

とはいっても、年金受給者は高齢の方、障害年金を受けている方、遺族年金を受けている方、と私たちの生活に一見今は関係ないように思えます。
では、高齢のご家族がいらっしゃる場合はどうでしょう。
もし高齢の親御さんなどが認知症になったり、なんらかの病気でお金が必要になったり、万が一のことがあったときに通帳はどこのもの・どこにあるか、ということを知らないと後で何かと問題が起こる可能性があります。
ですから、「そういえば、今は年金振込をどこにしてあるんだっけ?」
といったような会話を日頃からしておくことは大切なことです。
そして、年金の振込先を郵便局にすると何かと都合か良かったりします。

郵便局(ゆうちょ口座)のいいところは?

それでは具体的にどのようなメリットがあるか見てみましょう。

郵便局のメリット

郵便局のメリットは、なんといっても全国にどこにでもあるという安心の店舗数でしょう。
たとえば有名な銀行として三菱UFJ銀行は全国に754支店であるのに対し、ゆうちょ銀行(郵便局)は2万4000の窓口を持っています(どちらも2018年のデータです)。
転勤または出張の多い方、また旅行をする方にとっては全国どこでもお金を引き出せるのは助かりますね。

ゆうちょのATM利用は今まで月1回の手数料が無料で、2回目以降が125円の手数料がかかっていましたが、2020年4月から1回につき100円となりました。しかしほかの銀行によってはまだ土日祝日の手数料がゆうちょより高いところはあります。

また、ATMで通帳だけで引出ができることや複数の口座をつくることができるのもメリットです。

そもそも年金は受給できる年齢になっても自動的にもらえるものではありません。
年金受給のための手続きを行うとき年金を受け取る口座を決めます。
窓口で受け取れないこともないですが、現在は自動振込が主流で、年金支給日になると口座に自動振込が行われる仕組みとなっています。

ゆうちょの自動振込を選択するとたとえば別のゆうちょ口座への送金が土日祝日に関係なく1回目は無料となります(2回目以降は125円がかかります)。
さらに銀行窓口がほぼ15時で閉まるのに対し、郵便局の窓口は16~17時まで空いているところもあり便利です。

まとめ

今回は、郵便局の年金振込についてお話しました。
年々サービスが変わっていく郵便局や銀行のメリットとデメリットをチェックして見直しが必要かどうか確認することは、高齢の方だけでなく、私たちにとっても必要なことですね。

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