国民年金の特徴とお得な納め方

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はじめに

ごく小さなウイルスによって社会がマヒしてしまう。
こんな時代の中で将来の備えに目を向ける方も多いのでは?
それをどう備えるかは人それぞれかと思いますが、この記事では国民年金の内容や納め方のポイントなどについて、お伝えしていきたいと思います。

国民年金の特徴

国民年金はまるで定期預金のように、一定期間積み立てておいて、年数が満ちたら月々決まったお金が支払われるというものではありません。
今現役で納付義務のある20歳から60歳までの方々の年金保険料が、現在の年金を受け取る年齢に達した65歳以上の方々にいきわたる、いわば共に支え合う制度なのです。
もしかしたら「自分のものにならないなら払っても無駄」そんなことを考えてしまう方もいらっしゃるでしょうか?
無駄なことはありませんよ。
貯蓄とはイメージが違いますが、企業などに勤務している方や個人事業主の方、もちろんその家族の方々も納めた国民年金保険料はきちんと記録され、その内容に応じて将来の保障が得られる制度でもあるからです。

年金を満額でもらうには?

冒頭で国民年金の支払い開始年齢と終了年齢、そして年金を受け取ることができる年齢をお伝えしました。
年金を満額でもらうには、この20歳から60歳(猶予や免除適用がなければ59歳11か月)すべて払いきればそれが可能となります。
また、支払いを一時ストップする猶予や免除を適用したとしても、追納という制度もありますのでそれによって期間に応じた年金をいただくことが可能となります。
※猶予・免除制度を適用した月から10年以内の追納が必要

納め方にはいくつかのパターンがある

2017年(平成29年)から新たに改定された年金受給期間では、最低10年間国民年金保険料を支払うことに緩和されていますね。それまでが25年以上でしたから、だいぶ受給できる方が増えたのではないでしょうか?

さてそんな国民年金は、通常毎月銀行引き落としやクレジットカード払い、納付書での銀行窓口払いおよびコンビニでの納め方があります。
さらにまとめて支払うことでお得になる納付パターンもあります。
前もって国民年金保険料を支払う設定期間には、6か月・1年・2年とあり、それぞれに割引額が設定されています。
納め方は月々の納付方法と同じく3種類ですが、お得な納め方として2年払いをクレジットカードで支払う方法です。この場合の年間の割引額は、14,520円となりなんと1か月分の金額に匹敵します。

まとめ

先ほどお伝えしたように、国民年金の納め方は、納付書を用意して現金でコンビニなどで支払う方法や銀行窓口払い・クレジットカード払いなどがあります。
また前倒しして支払うことで納付額が割引されるという特典もあります。
あなたのマネープランに合わせて、ベストな納め方をお選びください。

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