年金だけじゃ心もとない? ライフプランを作って老後の不安をなくそう

7d9efd2bd16d7d11ad7eff61a59ad5de_s

はじめに

「老後の生活は公的年金だけで」と考える方は、今ではあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。
年金の上り幅は毎年のように圧縮されていますし、それ以外にも探せば不安材料は山のように出てきます。
年金だけじゃ心もとないというのが実際のところですよね。
かといって、具体的に何から始めればいいのかといっても、すぐには思い浮かばないかもしれません。
これでは不安が募るばかりです。
そこでおすすめしたいのが、まずライフプランを作ることです。

老後の不安をなくすにはしっかりとしたライフプランを若いうちに

ライフプランというのは、いってみれば人生の計画表あるいは人生の家計簿のようなものです。
このようにいうと、
「老後のためなら、歳を取ってからライフプランを作ればいいんじゃないの?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、決してそんなことはありません。

もちろん、20代、30代のうちに老後のことを考えるなんて、なかなか現実味がなくて難しいというのはわかります。
しかし40代、50代になり「老後の生活」というのが現実のものとして感じられるようになってから手を打ったのでは、間に合わないかもしれません。
特に、「年金だけでの生活が心もとないから、何か策を講じておこう」という場合、そのミッションに着手するのは若ければ若いほどいいのです。

その最大の理由は長寿化にあります。
日本人の平均寿命は男女ともに80歳オーバー。
近未来には、人生100年どころか、人生120年すらありふれた現実になるかもしれません。
現役を引退しても、それと同じくらい、もしかしたらそれ以上に長い老後の生活が待っているかもしれないのです。
それだけ長い老後の生活を十分に満足できるレベルにするためには、かなりの額のお金を用意しておかなければなりません。
40代、50代になってからそれだけのお金を何とかしようというのは現実的でしょうか?
もちろん、絶対に無理とはいいきれませんが、かなり困難であることは間違いないですよね。

しかし20代、30代のうちからしっかりとしたライフプランを作り、それをもとに何らかの対策を実行していくようにすればどうでしょう?
時間的余裕がかなりありますから、それほど無理をすることなく老後の生活資金を作っていくこともできますよね。
これが、若いうちからライフプランを作ることを強くおすすめする理由なのです。

ライフプラン作りはプロの意見も聞きながら

実際のライフプランは表計算ソフトなどを使って自分で作るのもいいですが、ネット検索すれば保険会社などが提供しているフォーマットがたくさん出てきますので、それを利用したほうが便利です。
その場合でも自分一人で作ると、見落としなどが出てきてしまいがち。
そうならないためにはファイナンシャルプランナーなど専門家の意見を聞きながら作っていくのがおすすめです。
しっかりとしたライフプランを作って、老後の不安を感じることなく今の生活を満喫できるようになりましょう。

関連記事

ページ上部へ戻る