年金保険料を支払わないと届くピンク色の封書とは?

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はじめに

わたしたちの生活や将来の年金受給にかかわる国民年金保険料。
あなたはきちんと納めていますか?
もし、支払い猶予や免除などの手続きをせずにそのままにしていると、国民年金機構から通知が届きます。
そしてピンク色の封書がもっとも強い危険信号といわれています。
今回は、年金未納で送られてくるピンク色の封筒「特別催告状」や、未納のゆえに起こりうる事態や、その対処法などを中心に、ご紹介したいと思います。

ピンク色の封筒の意味あい

日本年金機構から届く催告状は「期限までに支払ってほしい」「もし払えない事情があれば連絡してほしい」といった内容が記されています。
これは、もし無視してしまうとその段階に応じてより厳しい内容で送られてきます。

国民年金保険料の納付期限は支払い月の翌月末です。
これを過ぎてしまうとまず納付忘れを促す催告状としてはがきが届きます。
次いで特別催告状という青色の封書が届き、これになんの応答もない場合は、黄色の封書・赤(ピンク)色の封書と順を追って届くことになります。

ピンク色の封筒が届いたら

先にお伝えしたとおり、ピンク色の封書は催告状の最終段階です。
その後は催促状・財産差し押さえとより厳しい状況となるため、このときに取るべき対応を行いましょう。

できる方法は4つ。
すぐに全額あるいは分割で年金保険料を支払う方法。
またそれが難しいときは、猶予期間を設けてもらったり免除してもらう方法。
学生さんであれば、納付特例制度を利用するという方法があります。
いずれにせよ、一度国民年金機構に連絡して、払えない現状と対策を相談されることをおすすめします。

催告状を無視してしまうとどうなる?

これらすべてを無視してしまうと、特別催告状・催促状・財産の差押予告通知書と、より厳しい通知が届くことになります。
この通知が届いてしまうと、できる対応は一括で支払う方法のみとなります。
まずは、通知を受け取ったら国民年金機構に連絡を取りましょう。

まとめ

日本の国民年金の制度は、世界でもまれにみる優れた制度といわれています。
老後の生活を一生涯支え、障害の状態になってしまったら障害年金などさまざまな保障が得られます。
きちんと納めた国民年金保険料は所得から全額控除され、節税にもつながります。
あらゆるメリットが見込めますが、支払いを怠ってしまうと年金額が減額されたり、お得な保障が受けられないという事態も想定されます。

くわしくは、国民年金機構や、ねんきんネットホームページでご確認ください。

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