現在多くの保険会社で、様々な個人年金が商品として売り出されています。しかし、あまりにも多くのものが販売されている為、加入する際どのような事を基準に選べばよいのか迷う人も多いでしょう。
そこで、個人年金保険の選び方について見ていきますので是非参考にしてみてください。

【加入年齢によって考える】
個人年金保険は、加入する人の年齢によって選び方も変わってきます。若い人の場合は、一時払いタイプは多くの資金が必要になり難しい為月払いが一般的です。
しかし、高齢になると一時払いタイプに加入しておいた方が将来貰えるリターンも大きくお勧めです。
個人年金は契約可能年齢であれば何歳でも加入できるのですが、若いうちから加入する事で将来受け取る年金額を多くする事ができます。
月払いの場合、保険料払込期間がそのまま年金額になりますので1年でも早い方が有利になります。
20代、30代の場合は月払いでコツコツ積立てていき、50代以上の場合は一時払い年金保険を考えましょう。
また、退職金を使い一時払い個人年金保険に加入する人も多くいます。
このように、個人年金には年齢に応じた加入の仕方がある事を知っておきましょう。

【個人年金保険のメリット】
また個人年金保険にもいくつかの種類がありそれぞれ特徴があります。一時払い個人年金保険の場合、積立利率が高く、途中解約をしても元本割れするリスクが低くなります。
更にどうしてもまとまったお金が必要になった場合は、解約しても損をする事にはならないというメリットがあります。
特に、将来貰う年金への不安や、老後の病気などに対して急に数百万円ものお金が必要になった場合これらをすぐに用意する事は難しいです。
このような時には、個人年金保険を利用し10年20年かけてしっかり準備しておけば安心でしょう。
年金の受給開始年齢の引き上げ、年金額の減額など今後も年金に対する不安は尽きませんので、各自が将来の備えをしておく事が大切です。

【保険料の受取り方や支払い】
保険料の受取り方や支払いについても理解しておきましょう。個人年金では、月払いが一般的な方法ですが戻り率を考えると一時払いの方が断然有利です。
もしも加入時に、まとまったお金が用意できるのであれば一時払いを選択しましょう。
また保険の受取期間も5年や10年、終身、夫婦どちらかが生きている間の一生涯など色々とありますので慎重に選びましょう。年金額が変動するタイプか、定額のものかという点でも選択肢が分かれます。

【まとめ】
個人年金を選ぶ場合、このように様々な選択が必要になります。自分の年齢や、将来受け取る年金額などと照らし合わせながら老後に必要になる金額を試算し保険の担当者に相談して慎重に決めるようにしましょう。