気になる!個人年金保険の受給期間について!確認しておこう

TSURU_sumahogame_TP_V

公的年金の不足分を補う為に加入する個人年金保険ですが、受給額は勿論ですが受給期間についても気になるところではないでしょうか?年金の受給期間によって、個人年金保険の保障内容も変わってきます。個人年金保険の受給期間については、詳しく知っておく必要があるでしょう。

【個人年金保険の種類】
個人年金保険は、受取期間によって下記のように5つに分類されます。
・確定年金
10年、15年、20年など決められた期間、被保険者の生死に関係なく年金を受け取る事ができます。
・有期年金
10年、15年、20年など決められた期間、被保険者が生きている場合に限り年金を受け取る事ができます。
・終身年金
被保険者が生きている限り一生涯、年金を受け取る事ができます。長生きリスクに対応できるメリットがある一方で、確定年金に比べ同じ年金額に設定した場合、割高になってしまうというデメリットがあります。
・保証期間付有期年金
5年、10年などの一定期間の年金受取が確定しており、その後は決められた期間被保険者が生存している限り年金を受け取れます。
・保証期間付終身年金
5年、10年などの一定期間の年金受取が確定しており、その後は一生涯、被保険者が生存している限り年金を受け取れます。

【個人年金保険の受給期間】
個人年金保険の受給期間として最も多いのが、10年です。60歳で定年を迎え、公的年金が開始される65歳までを保障する事を目的としている方が多いようです。また個人年金保険控除を利用する際の要件が「年金受取期間が10年以上」ある事となっている点も給付期間10年が多い理由となっています。

【職業別にみた給付期間】
国民年金保険に加入している自営業者と、厚生年金に加入している会社員では公的年金の給付金額が違います。会社員が加入する厚生年金や、公務員が加入する共済年金などは、給付される年金額が国民年金よりも多い為、個人年金保険の受給期間を10年としいている人が多いようです。一方で、国民年金加入者は、受給額が少ない為個人年金の給付期間を終身などの長期間にしている場合が多いようです。

【まとめ】
個人年金は、年金の受取期間によって5つに分類されます。公的年金を受け取るまでの一定期間だけ、個人年金を受け取りたいと考えている人は、有期年金保険を選ぶと良いでしょう。
また、退職後の再雇用で得る給与や、自営業者など公的年金が少ない場合など生涯にわたり年金を上乗せしてもらいたい人などは終身年金を選択するとよいでしょう。
自身の公的年金額や老後に必要になる生活費を試算して、自分に合った受給期間を決めるようにしましょう。

関連記事

ページ上部へ戻る