個人年金のもらい方は4つある!それぞれの受け取り方を比較

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個人年金は、将来への備えとして加入する人が多い保険ですが、受け取り方は大きく分けて4つあります。将来への手助けとなる個人年金保険の適切な加入時期や受け取り方について詳しく見ていきましょう。

【個人年金保険の受け取り方】
大まかな受け取り方は4つあります。それぞれを比較してみましょう。

・5年確定年金
受取る人の生死にかかわらず、5年間個人年金を受け取ることが出来ます。世界の中でも長寿国日本では、受け取れる期間が短いため老後資金としては不安があります。受取期間についてしっかりと踏まえて加入しましょう。

・10年確定年金
受取る人の生死にかかわらず、10年間個人年金を受け取ることが出来ます。10年以内に被保険者が死亡した場合、相続人が手続きをし、残りの金額を受け取ることができます。
15年という確定年金もありますが、最も一般的なものが10年確定年金になります。

・5年保証終身年金
受取る人の生死にかかわらず、5年間個人年金を受け取ることが出来ます。被保険者が死亡した場合、相続人が手続きをし、残りの金額を受け取ることができます。5年経過後に生存していた場合、それ以降も受け取れますが1年ごとの支給額が多くない為5年確定年金に比べ貰える額は少なくなります。

・終身年金
受取人が生きている間はずっと、受け取ることが出来ます。しかし、1回ごとの年金額は少なく、早期に死亡しても残りの年金を相続人などが受け取ることはできません。
このように、個人年金の受け取り方には、それぞれ一長一短あります。

【加入時期】
では、個人年金保険に加入する際の最適な時期はいつなのでしょうか?個人年金保険でも、生命保険でも、若ければ、若いほど、加入期間が長いほど月々の保険料の負担は少なくて済み、将来大きな保障を得られます。
加入する時期が早いほど、負担が少なく無理なく始められます。毎月給料のいくらかを貯金している人は、そのうちの少しでもいいので保険に回し、将来への不安を軽減することをお勧めします。

【まとめ】
個人年金の受け取り方は、加入している保険で違ってきます。多くの人が仕事を引退して、収入が途絶える一つの目安となるのが、65歳でしょう。年金の受給開始年齢を考えて、個人年金保険の受け取り方や受取期間などを考えていくことが重要です。
今後、公的年金の制度が変わったり、年金の保険料率が変動するリスクを考えると、老後の備えとして個人年金保険を活用することも検討すべきでしょう。

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