年金の月額はいくらかかるのか?

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年金制度には、会社員や公務員が加入する厚生年金と、自営業者やフリーランスが加入する国民年金があります。どちらの制度に加入しているかによって、毎月の保険料は異なります。また、老後に受け取る年金額も変わってくるため、自分がどの制度に加入しているかを確認し、適切な対策を考えることが大切です。

目次

  1. 国民年金の月額保険料
  2. 厚生年金の月額保険料
  3. 夫婦で支払う年金額の目安
  4. 将来の年金受給額と負担のバランス
  5. まとめ
  1. 国民年金の月額保険料

国民年金は、日本国内に住む 20歳以上60歳未満のすべての人 が加入する制度で、個人事業主やフリーランス、学生など が対象となります。国民年金の保険料は 定額 で、2024年度の月額は 16,980円 です。

国民年金は、支払った保険料に応じて将来受け取れる金額が決まります。満額受給するためには、40年間(480カ月)すべての保険料を納める必要 があります。なお、経済的な理由で支払いが難しい場合、「免除制度」や「猶予制度」を利用することも可能です。

  1. 厚生年金の月額保険料

厚生年金は、会社員や公務員 が加入する制度で、毎月の給与額に応じて保険料が決まります。2024年度の厚生年金保険料率は 18.3% ですが、会社と折半するため、実際に負担するのは 9.15% です。

例えば、月収30万円の会社員の場合:

  • 保険料総額:30万円 × 18.3% = 54,900円
  • 本人負担分:54,900円 ÷ 2 = 27,450円

この金額が毎月の給与から天引きされます。収入が多いほど保険料は高くなりますが、その分、将来受け取る年金額も増えます。

また、厚生年金に加入している人は、国民年金にも同時に加入しているため、将来の年金は「国民年金(基礎年金)+厚生年金」の合計額として支給されます。

  1. 夫婦で支払う年金額の目安

夫婦で年金を支払う場合、世帯の収入状況によって負担額が異なります。

  • 夫婦ともに自営業・フリーランス(国民年金加入)
    • 16,980円 × 2人 = 33,960円/月
    • 年間:約40.8万円
  • 夫が会社員、妻が専業主婦(厚生年金+第3号被保険者)
    • 夫の厚生年金保険料のみ(収入によるが、例として30万円なら27,450円)
    • 専業主婦は保険料負担なし
  • 夫婦ともに会社員(厚生年金加入)
    • 夫(30万円):27,450円
    • 妻(20万円):18,300円
    • 合計:45,750円/月
  1. 将来の年金受給額と負担のバランス

毎月の保険料を支払うことで、将来の老後資金として年金を受け取ることができます。

  • 国民年金のみの人(40年間支払い)
    • 月額約66,250円(年額約79.5万円)
  • 厚生年金加入者(会社員・平均月収30万円・40年間勤務)
    • 月額約150,000円(年額約180万円)

自営業やフリーランスは国民年金のみのため、受給額が少なくなります。

  1. まとめ

年金の毎月の支払い額は、国民年金か厚生年金かによって異なります。

  • 国民年金のみ(自営業・フリーランス):16,980円/月
  • 厚生年金(会社員・公務員):給与に応じて変動(例:月収30万円なら27,450円/月)
  • 夫婦での負担:共働きならそれぞれ厚生年金を支払い、専業主婦(夫)の場合は扶養者が負担

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