- 2016-10-17
- 未来設計
保険に加入する時、預貯金が十分にあり万が一の時にも困らないから保険に加入する意味がないと考えている人も多いでしょう。しかし万が一の時に保険は預貯金よりもリスクに対して強い面があります。保険でカバーできるリスクについてみてみましょう。
【起こりうるリスクと保険でカバーできるもの】
私たちは長い人生の中で何らかのアクシデントやリスクが起こるのは避けて通る事ができません。例えば自動車に乗っている人は交通事故や自動車事故のリスクがあり、この場合自動車保険でカバーします。病気や怪我に対するリスクには医療保険があり、日常や勤務中の事故や怪我については普通傷害保険、火災や災害に関しては住宅火災保険、地震は地震保険と言ったように様々な保険でカバーすることが出来ます。このように人生においては様々なリスクが発生するのです。またこのようなリスクは人それぞれ違ってきます。例えば喫煙者や太っている人、糖尿病の治療をしている人などは病気になるリスクは高くなります。
【保険と預貯金の違い】
保険に加入していても使わなければ損をするし、それなら確実に戻ってくる預貯金の方がいいと思う人もいるでしょう。しかし、預貯金の場合リスクが発生した時に使えるお金はその時までに貯まっている金額だけになりリスクに対して十分な補填をする事ができないケースもあります。これに対し保険は保険に加入している期間であれば加入した時点から満期までいつリスクが起こっても一定で契約内容に沿った保障を受ける事ができます。リスクはいつ起こるかわかりません。いつ起こっても同じように保障される保険は経済的備えに対して強い事がわかります。
【リスクに対する保障】
私たちは起こり得るすべてのリスクを保険で賄う事は到底できません。ですからそれぞれ、自分の最大限起こり得るリスクを考えそれに対する保障を決めなくてはいけません。例えばガン家系であって健康に不安のある人はガンを中心にした医療保険を重視し、健康には自信があるが、車好きで頻繁に遠出をしたり、車を運転する機会の多い人は自動車保険を手厚くしたりと自分にあった保障内容と保障額を検討する必要があります。
【まとめ】
保険と貯蓄の違いは分かったでしょうか?保険には貯蓄では賄えないリスクに対する強さがあり必要になった時にはいつでも保障を受ける事ができるというメリットがあります。また貯蓄は使ったら使った分の金額は減りますが保険に関してはそのような心配もありません。(自動車保険に関しては翌年から保険料が上がる事があります)貯金と保険の違いについて十分に考え必要に応じて保険の加入を検討しましょう。