- 2018-4-18
- 学資
学資保険における契約者は、一般的に男性がなるケースが多いのですが保険料という点から見ると、女性がなった方がお得なのです。また、離婚をした時には早目に契約者の変更をしておかないと受取時に困ることにもなり兼ねません。
後々困らないためにも契約者変更の仕方や注意点などを知っておきましょう。
【学資保険の契約者変更】
学資保険の契約者変更をする場合、保険会社に連絡をして必要な書類を郵送してもらいましょう。
契約者変更の手続きは、契約者本人しかできませんので必ず契約者が行いましょう。
多くの保険会社では契約者からの申請によって変更は可能ですが、保険に払込免除制度がついている場合、契約者の変更ができないこともありますので注意しましょう。
このようなことを考え保険に加入する際には、最悪の場合変更できないケースもあることを踏まえて契約者を誰にするか慎重に検討すべきです。
【契約者は誰がなるのが妥当か】
では学資保険の契約者は、誰がなるのが妥当なのか考えてみましょう。一般的には、収入の多い人がなるケースが多いのですが、これは一家の大黒柱に万が一のことがあった場合その後の保険料の支払いが免除され満期金が受取れる払込免除制度があるからです。
またこの他に生命保険料控除という税制措置があったり、支払いが長期間に及ぶため収入が多い人がなった方が安心、などの理由が挙げられます。
しかし、保険料だけのことを考えると女性が契約者になった方が毎月の保険料が安くなるのです。
【契約者変更をする際の注意点】
先にも言いましたが、保険においての全ての権限は契約者にあるため契約者の変更は契約者自身にしかできません。
特に、学資保険は長期間かけていくものですのでその間に離婚をした場合元夫が契約者で、子供の親権を母親がもった場合は速やかに契約者の変更をしておく必要があります。
変更をせずにそのまま元夫が契約者になっていた場合、途中解約をされるリスクや満期金を元夫の自由に使われるリスクなどがありますので気を付けましょう。
また満期金を受け取る際には、契約者と受取人の関係によっては贈与税がかかるケースもありますので注意しましょう。
【まとめ】
学資保険の契約者変更は、基本的には契約者からの申し出によっていつでも可能ですが、中には契約者の変更ができない学資保険もあります。
また後のトラブルを避けるためにも夫婦が離婚した場合は、子供の親権を持つ者が契約者になるように離婚前にしっかりと話し合っておく必要があります。