医療保険未加入の場合入院費や治療費の負担を少なくする為に

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誰でも病気や怪我のリスクを抱えています。このような時に医療保険に加入していれば治療費や入院費などを保険によって補填してくれるのです。しかし経済的な理由や、そこまで病気に対する不安を抱えていない人は保険に加入していない人もいます。

【公的保険】

日本には国民皆保険制度があり誰もが「国民健康保険」「健康保険」「共済保険」のいずれかの公的保険に加入するようになっています。これらの公的医療保険によってもしも病気や怪我をした時にも自己負担は少なくてすむのです。保険以外に貯蓄を行っている家庭もありますが、保険制度の一つに高額療養費制度というものがあります。事前に自分の加入している保険組合などで申請を行い高額医療認定証を持っておくと窓口での負担は少なくてすみます。

【高額療養費制度】

高額療養費制度は1か月の医療費の自己負担額が一定を超えた場合超えた部分の医療費が後で払い戻されるという制度です。この制度を利用した場合入院費用が100万円かかった場合には実際の自己負担は8万円程度で済みます。また経済的理由から公平な医療を受ける事ができないという事をなくす為に医療費の支払い見込み額の8割相当を無利子で貸し付ける制度もあります。

【医療保険加入のメリット】

上記のような点を見ると医療保険に加入しなくても公的医療保険に入っていればカバーされるのではないかという気がします。しかし、健康保険で負担される医療費に先進医療や民間治療などは対象外になり保障されません。また入院期間が長期になると医療費と収入源の負担が増え家計を圧迫する事になります。このような事態に備える事ができるのが医療保険です。医療保険の給付によって治療の選択の幅を広げる事も可能になります。先進医療を受けたい、よりよい治療を選択したいと思う人には医療保険は必要になるでしょう。

【まとめ】

民間の医療保険に加入する大きなメリットは治療の選択が広がる事でしょう。特にガンは現在2人に1人の割合で発病すると言われており、先進医療を受ける事で治療は勿論ガンの転移や再発のリスクを減らす事もできます。更に公的健康保険の場合、死亡時には基本的な火葬費3万円~7万円程度が支給されるだけです。これに対し民間の保険は死亡時にはまとまったお金が給付されますので葬儀代や、遺族の生活費などに充てる事ができます。それぞれのメリット、デメリットを知り自分に合ったプランを設定しましょう。

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