自分の将来は自分で考えて自分で守ろう

6938e101be7e0942f8945803482efc1d_s

はじめに

自分の将来のこと、きちんと考えたことはありますか?
もちろん、将来に何が起こるかはわかりません。
しかし、何が起こるかわからないからと言って何の準備もしないというのもちょっと怖いですよね。
そこで今回は、自分の将来を自分で考えて準備しておくことの重要性について考えてみたいと思います。

自分の将来 国まかせにして本当に大丈夫?

「自分の将来の心配」と言うとどんなことが頭に浮かぶでしょうか?
老後の生活のこと、あるいは衰えていく身体のことと答える人が多いかもしれません。
日本では年金の制度が整えられており、(保険料さえきちんと納めていれば)誰でも一定の年齢になれば年金を受け取ることができます。
それに、健康保険など公的医療保険の制度も充実していますので、少ない自己負担で標準的な治療を受けることが可能です。

しかし、だからと言ってまったく心配がないわけではありません。
たとえば年金。
制度自体がなくなってしまうことはないと思われますが、超高齢化社会の進行に伴って受け取ることのできる額が目減りしていくことは避けられないでしょう。
実際に、制度を維持するために導入されたマクロ経済スライドのおかげで、現在でも年金の額は目減りしつつあります。
果たして公的年金だけで十分な老後の生活費を確保することができるでしょうか?
なかなか怪しいですよね。

公的医療保険についても、100%安心というわけにはいきません。
特に最近ではガンなどの重い病気に対してさまざまな最先端の治療法が開発されてきています。
しかし、これらの治療法の中には公的医療保険が効かないものも多くあります。
いわゆる先進医療と呼ばれるものです。
これらの治療を受けるにはかなり高額の医療費が必要になります。
もし自分が重い病気になったとき、経済的な問題で先進医療を受けることができず、病気を治すことができないとなったら、悔やんでも悔やみきれないですよね。

自分で考えてできることはやっておこう

ここまで見てきたように老後の生活にしても医療費にしても、日本は恵まれた国ですが公的な制度だけで100%安心かと言えばそうではありません。
自分の将来の不安をなくすためには、やはり自分で考えて自分で行動しておく必要があります。
たとえば、個人年金保険などの私的な年金に入り、若いころから積み立てをしておけば、公的な年金だけでは老後の生活が難しいといった場合でも、自分で自分を助けることができるでしょう。

また、民間の医療保険に加入しておくことで、万が一自分が重い病気になった場合でも医療費の心配をすることなく自分が望む治療を受けることができたり、病気に伴う経済的な負担の増加を和らげたりすることができるはずです。
自分の将来は国まかせ(他人まかせ)にせず、ぜひ自分で考えて自分で守るようにしてください。
もし自分だけで考えるのが難しければ、保険や年金のプロに相談するのもおすすめです。
いざそのときになってから後悔することのないように、できることはやっておきましょう。

関連記事

ページ上部へ戻る