将来に備えるなら早めの積立てを!

6182bb0fb23840f83a133ca2a30ecd19_s

【はじめに】
今、現役で働いている人たちにとっては将来公的年金が本当にもらえるか不安ですよね。年金保険料を運用に回しているといっても、「大きな損失を出した」と聞いたりもします。そんな中では将来に不安を感じても仕方がないと思います。そして、その将来の不安を少しでも払拭するために積立て貯蓄や積立ての投資を考えている人もいるはずです。
そこで今回は将来に備えて積立てで資産運用をする前に押さえておきたいポイントを紹介します。

【目的は明確に】

みなさんは旅行に行く前は必ず計画を立てますよね。そして、目的地はどこにして、何泊するか、誰と行くのかなどを決めるとおおよその予算が見えてきます。それから、その予算額に向けて貯金を始めるはずです。これと同じように積立てで資産運用をする場合、目的と目標額を設定する必要があります。何も決めずに漠然と始めてしまうと続けていくことが難しいからです。そして、その目的も年代によって異なってきます。
30代の早い段階で積立てを始めるなら、定年退職してから平均寿命までの間に生活で必要となる資金を意識するといいでしょう。
40代になると家庭を持って子どもがいる人も少なくないでしょう。そうなってくると子どもの教育費の積立てが必要になります。また、それも支出と捉え、そこからさらに余剰金を捻出できれば自身の将来への備えになります。
50代では子育てが一段落し、それにかかる支出がなくなり生活に余裕が出てきます。ですが、退職が間近に迫っていることを忘れてはいけません。できるだけ余剰金は老後の備えに回すことが賢明です。このように大まかではありますが、年代によって意識すべきことが変わってきます。ですから、自身の現状に合わせた積立ての目的と金額の設定が肝心になります。

【現役なら早めに行動を!】

特に積立ての投資を考えている人は早めの行動が肝になります。それは少額で始めたとしても長い期間をかければ積立額もそれなりの金額になります。
例えば、毎月2万円を年率2%で運用した場合、30年間でその積立額は985万円になるという試算もあります。ただ毎月2万円を貯金したとしても720万円にしかなりません。これでも立派な金額なのですが、やはり250万円以上の差は大きいです。これで早めに始めた方がいいことがお分かりになるでしょう。

【まとめ】

将来に備えて積立てをすることは大事です。ですが、何も考えずに始めても意味がありません。自身の現状をしっかり把握して、それに見合った目的と目標額を決めることが大切です。また、現状の変化に合わせてこれらを変えていくことも忘れないでください。そして何より早いうちに始めた方が多くの資金を積立てることができ将来の不安を拭えます。
今すぐにでも自身の今後について考えてみてはどうでしょうか。

関連記事

ページ上部へ戻る